高速増殖炉 「もんじゅ」 を管理しているのが、日本原子力研究開発機構という組織であり、
その管理者の名前 をつらつらと見てみれば、キムチまみれなのは、東電と似たようなものだ。
東電がおこした原発事故の、その経済効果は、
膨大な目も眩むような、マイナスの富をわが本にもたらした。
それでも、その責任者たちはのうのうと生き延びて、相変わらずダニのように日本にとりついでいることは何度か書いた。
何のための監視カメラ? もんじゅ、3分の1は故障 1年半放置も
2014.10.12 15:12更新
大量の機器点検漏れから事実上の運転禁止命令が出ている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で、平成7年のナトリウム漏洩(ろうえい)事故をきっかけに原子炉補助建物に設置された2次系冷却材の監視カメラ計180基のうち、約3分の1が壊れていることが11日、関係者の話で分かった。
原子力規制庁が9月に実施した保安検査で判明。壊れたまま1年半以上放置されていたものもあり、保安規定違反の疑いが持たれている。低温停止中のため実害はないとみられるが、機構の安全管理体制が問われ、命令期間が長期化する可能性が出てきた。
関係者によると、故障していたカメラは「ITV」と呼ばれ、19年に運用を開始。中央制御室に映像を送り、運転員らが冷却材漏れの異常がないかなどを確認している。
今年9月8~19日の保安検査で、約3分の1のカメラの映像が映らなかったり、左右に動かなかったりと、正常に作動していなかったことが判明。機構は「故障の認識はあったが、既に製造終了したカメラで交換できなかった」と規制庁などに説明しているという。
http://www.sankei.com/life/news/141012/lif1410120032-n1.html
米国の産業空洞化は、行き着くところまで逝ってしまった。わが郷でも何度か書いてきたが、軍事装備は篦棒に高額であるばかりで、内容は見せかけだけ。尖閣領域を不当に防空識別圏に支那は組み入れたのだが、米軍は力不足で自国の旅客機をも護れなくなっている。1970年代までは、わが国の舵取りをしてきたのが、大東亜戦争を経験した『大人』たちであった。なので、わが国の国防には原子力産業の底支えと、潜在的ではあれ核兵器の抑止力を保持すること。この大原則は、決して忘れていなかった。その鎧帷子を隠す意味でも、50数機の原発が稼働していた。ところが、無知蒙昧の戦後生まれの子供達が、敵国群である米欧の構造改革攻撃に、うまうまと乗せられた。ムリムリのコストカットで福島第一原発は、大破してしまった。
あまり目立たない記事ではあるが、
「もんじゅ」の数々の不祥事は、
単なる事故とか言うよりも、
敵方のじんわりと目立たない、
『攻撃』 だと判断せねばならない。
日本が世界に先駆けて、高速増殖炉を稼働させて、産業ベースに載せることが出来る。
このことは、安定的に核兵器の原料を確保することが、その根底にある。
それと、すでに国内にある原発燃料を、燃やせるウランとかプルトニウムに変える。この技術が確立すれば、核燃料は今あるだけで十分に、100年間は使い回しが出来てしまう。つまり、世界の化石燃料の石油とか天然ガスの、マフィアたちは商機を失ってしまう。つまり、単なる核兵器原料の確保だけではなく、石油等の代替エネルギーが、いまある原発燃料の変換だけで出来てしまう。ならば、アッチ勢つまり湯田屋たちは必死になって、この高速増殖炉の研究を妨害してくる。これは一時期のロシアも含めて、米欧すべての地域で、進められてきたもの。それはこの研究が何処でもとまってしまったという、現実が雄弁に此の真実を吐露している。
憲法改正は、たしかに理論としては、非常に重要な事だ。
しかし、それ以上に、この部門の原子力研究技術を護ることは、まさに現代非対称戦の最前線なのだ。
はたしてこの認識が、伝統保守を自認している諸君たちにあるのか。
あまりにも重要で、この研究部門の範囲は多岐にわたる。そして、この技術の内容は、とても難しい。なので、とりあえず本日の稿では、単なる問題提起にとどまる。
地熱発電も重要だが、原発と核技術は、もっと喫緊の課題だ ポチっ とお願いします。
2012 09 13 工作員は 蓑おどり 【わが郷】
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