フィリピンの治安の悪さは、
知っている人は、よ~く知っていた。
違法薬物が巷にあふれ、
殺人だって日常茶飯事。
ヤクザがあふれるほど
蔓延っているのが、フィリピンだったのだ。
2017年 02月 16日 11:18 JST
[マニラ 13日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領が先月29日、治安部門のトップを緊急会議に招集したとき、彼の心はすでに決まっていた。それは軍や警察の幹部がまったく予期しない事態だった。
昨年6月に就任した大統領の看板政策ともいえる情け容赦のない麻薬撲滅戦争において、警察を主役の座から外すというのだ。この急転換の理由は1つしかない、と緊急会議に出席した3人の関係者はロイターに語った。
そのときドゥテルテ大統領は激怒していた。麻薬犯罪捜査部門の警察官が、韓国人ビジネスマンを誘拐し殺害。それも、こともあろうに、ケソンのフィリピン国家警察の本部内で絞殺していたというのだ。
「大統領は単刀直入にこう言った。麻薬対策部門を一つ残らず解散することを命じる、と」。大統領府での会合に出席していたロレンザーナ国防相はそう語った。
そして、警察よりもはるかに規模の小さいフィリピン麻薬取締庁(PDEA)が、軍の支援を得つつ、麻薬取締業務を引き継ぐことを大統領は決定した。
これはドゥテルテ大統領による驚くべき転換と言えるだろう。
(記事の全文は、こちら 繰り尽くしてご覧ください。)
前にも書いたが、ヤクザとはカネ持ち支配層の、私兵でもある。ご存じ銀行の債権回収の最後の手段は、土地などの担保物件を取りあげて、競売にかけること。この場合、現実に人が住んでいる物件を取りあげるのだから、かなり荒っぽい手段で住人を追い出す必要がある。なので、銀行とヤクザ暴力団は、ツーツーレロレロの関係にある。俺とお前は会社の扉。昼に分かれて、夜にあう。
つまり、フィリピンにヤクザ暴力団が多いと云うことは、貧富の差が極端にある。一般に金融業者は、社会の前面には出ない。あまり目立つと、その「事業」のエグさが露見してしまう。それで、銀行屋はあくまでも紳士然として、立派な建屋におさまっている。
シリアだとか北アフリカ、そしてイラクなどからの難民が増えれば、ドイツなどの 「先進工業国(嗤)」 では、安くて従順な臨時労働者が増えて、人件費が安くつく。それで前のフランス大統領のサルコジなどは、リビアなどを盛んに空爆して、あの一体をグチャグチャにした。それと同じ事で、社会の階層化が極端に進み、貧民窟が多くあった方が、ヤクザ・チンピラには棲みよい。
のり塩事件で露見したこと。警察は、ケーサツであり、警職法なんて糞食らえと思っている。市民の生命財産を守る(是、警職法にきっちり謳ってある。) より、危ないお仕事の「紳士」たちを守るのが一番のお仕事であった。わが郷・左近尉は、病院の粗暴対策課みたいな仕事をしていた。それで、警察なんて待っていても働かない。どうしても乗り出さねばならないような、場面を作らねばならない。そうでもしないと、ケーサツは危ないお仕事の「紳士」たちを守るのに忙しすぎて、本来の仕事など出来ないのだ。
とにかく、上に行けばゆくほど、たいがいの社会は腐っている。
これは、東京都中央卸市場の築地市場が、豊洲に移転する過程の中で、あまりにもあからさまに、そのインチキさが暴露されてしまった。
フィリピンでは、今でも大土地所有制の、いわば地方貴族制度が残っている。人々を借金だとか、賭博あるいは、違法薬物ではちゃめちゃにする。こうして都会のアチラこちらに、貧民窟だとか不法地帯を絶えず作っておく。そうすれば、比較的良質な人たちが、家だとか子供を守るために、低賃金で従順に働く。この富豪にとって好ましい環境を醸成するには、若者だとか男どもが、麻薬に溺れる。なんて、結構毛だらけ。猫 灰だらけ。
ところが、我がドゥテルテ氏は、この社会悪を一掃するために、敢然と立ち上がった。
司法などは、カネ持ち、土地もちの支配層の味方。ならば、貴族にとって使い勝手の良いヤクザ・暴力団を根絶やしになどされてたまるか。なので、どのような極悪事件を起こしても、フィリピンなどの階級社会では、死刑制度が廃止されてしまっている。どんなおためごかしにも、欺されてはいけない。ヤクザ・暴力団は、卑属達の私兵なのだ。なので、例えば人を何人殺しても、悪人が死刑になることはない。
こうして、フィリピンも社会が混乱の極みを見せていた。
ドゥテルテ氏は、この社会悪との戦いを、いわば戦争だと位置づけた。
つまり、紳士面の貴族が裏で操るヤクザ私兵たちが、フィリピンをカネもちたちの「殖民地」にしている。この貴族支配を打ち破るには、戦争という強硬手段をもちうるしかない。ところが、マスコミ一般は、社会の矛盾を糊塗して、カネもちたちに都合の良い、民主主義の幻想を振りまく。日本の江戸時代だったならば、10両盗めば首がとぶ。もちろん人を過失で殺しても、やはりお仕置きは死罪であった。極刑のある社会は、結果として市民が住みよい社会になる。そして、口先では「人間性」とかをいう、罪人に甘い社会では、殺人事件だとか、クスリなどで人の人生をだいなしにする。そのような、悪事の蔓延る社会になってしまう。
日本でだって、死刑廃止にことさら熱心な、サヨクの近くには暴力団だとか、犯罪者がごまんといる。
出鱈目な言説や、マスコミの嘘にだまされてはいけない。
ドゥテルテ氏は、韓国人だって容赦しないと、明言している。 ポチっ とお願いします。
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