前時代的と言えば、お花畑だと謂われそう。
とにかく、今の此の時代も、
トロツキーがメキシコくんだりで暗殺された、
その 70数年前と同じ事が行われている。
2017年2月15日 05時41分
[クアラルンプール/ソウル 14日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された。韓国政府筋が14日、明らかにした。
金正男氏は長年、北朝鮮の外で生活し、国際的に孤立状態にある母国の王朝的な支配体制について公に批判してきた。
聯合ニュースは韓国政府筋の話として、13日午前にマレーシアで殺害されたと報じた。
金正男氏はマレーシアの警察によって死亡が確認された。40代の半ばだったとされる。マレーシアの警察幹部は、金正男氏の死因は不明とし、検視を実施するとした。ロイターの取材に対し「容疑者はまだ浮上していない。われわれは既に捜査を開始しており、手掛かりが得られる可能性を注視している」と話した。
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日本やグアムの米軍基地が、射程内に入るのだという、ミサイルの実験が有ったばかり。
今度は最高指導者・正恩氏の実兄(母は違うが)が、暗殺された。普通に考えれば、正恩氏の進める統制的な経済政策を、自由解放の立場から批判したこともある、その正男氏が、排除されたとする見方が一般的なのだろう。しかし、北朝鮮の危険性を、盛んに言い立てたい勢力も、この世界にはいるには居る。こうしてみてくると、はたして誰が正男氏を殺害した、殺害する指示を出したのか確定は出来ない。
まあ、普通に考えれば、多くの日本人を拉致した、その北朝鮮が殺害を支持したと思うのが、一般的なのだろう。
彼は、何度も日本に偽のバスポートで来日していたらしい。日本の文化、とくに大衆文化に魅せられていた。おでんを食べたり、ディズニーランドで遊んだり。そして、北朝鮮の最高指導者の世襲制を批判していた。このような様子から思えば、彼が北朝鮮の政治・経済に大きな影響力を発揮できたならば、彼の国も、もっと普通の国に近づけたのではなかろうか。そして、現在の支配体制が、厳格な専制武断政治をつらぬくには、やはり正男氏は邪魔だったのだろう。
日本や欧米などでは、トップが気に入らなければ、主権者たる国民は選挙で排除することが出来る。ところが、ソ連の専制支配だとか、ヒトラーの第三帝国では、指導者自体が自らの権力基盤を強固にするために、敵対勢力を実体的に排除する事も多かった。
日本では、226事件などで、気にくわない政治家を実体的に排除、つまり殺害するクーデターが起きたことがある。しかし、帝の兵を私したことで、先帝陛下は大変なご立腹であった。江戸時代などの武家政治の時代にあっても、その武家統治の権威を与えるのは、皇室の威光であった。
如何に皇室が神のごとき絶対者であっても、日本では皇室が政務だとか軍務を直接指揮することはない。
日本では西欧の近代化の中で生まれてきた、三権分立が、もっと古い時代から、出来ていた。
ところが、スターリン主義のソ連や支那、そして北朝鮮では、権力者が司法、行政そして立法の三権を独占してしまっている。党がすべてに優先して、人々を「指導(嗤)」する。
狂った新興宗教のオウム真理教というのがあった。その人の為にも、宗教の指導者が、その人を殺させて、つまりポアして、正しい世界に生まれ変わらせる。とにかく、権力のあるものが、すべてを支配して、批判を許さなくなれば、人間の心の底に潜む、闇がこの世を支配することとなる。
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