日本では、限られた数の人々が、
マスコミの流す、嘘を知っていた。
ところが、トランプ大統領の誕生過程で、
世界中の人々が、マスコミの嘘を知ってしまった。
2016.06.24
私のブルガリア人の知り合いは、実家は田舎で農家ですが、野菜や豚を飼育し、一族が食べる肉は、年に一回潰す一頭分の豚です。現金収入は月に5,000円ぐらいです。
ドイツやイギリスのようなお金持ちの国に行けば、5倍、10倍のお金を稼ぐことができます。イギリスは最低賃金で働いても月に25万円ぐらいは稼げます。ロンドンなどの大都市の路上で物乞いをやると、一日に10万円ぐらい稼げることもあります。
しかも、EUの人権規約や差別を禁止しています。EU国籍ならどの加盟国にも住めますその国の人と同じように、無料の病院や無料の学校を使う権利もあります。公営住宅に住んだり、生活保護や子ども手当をもらうことができます。銀行の口座も開けるし、当然会社で働くことも可能です。
例えば一ヶ月に三万円ぐらいの子ども手当をもらったら、自分の国では、それは店員の一ヶ月分の給料に当たることもあります。ルーマニアで浮浪児を探してきてイギリスに送り、子供手当を送金するというビジネスをやる人まで登場しました。
そういう状況なので、働く気がない人も、やる気のある人も、貧乏な人も、イギリスやドイツにどんどん移動してしまいました。
その結果何が起こったかというと、イギリスには一年に18万人もの人がEUから来るようになりました。来た人は働いたり住む目的で来るので、全員が国に帰るわけではありません。ルーマニアとブルガリアからは年に5万人ぐらいの人が来ます。イギリス統計局によれば、イギリス在住のポーランド人の人口は2004年には6万9千人でしたが、2011年には68万7千人に増えています。
https://wirelesswire.jp/2016/06/54327/
わが郷・左近尉は、ソ連をそれほど良い体勢だとは思っていなかった。儂等が学生の頃は、ソ連共産主義とは言わずに、スターリニズムのソ連などと言ったものだ。政治権力を党官僚が独占していて、人々の自由は大きく制限されていた。共産主義は理想の体制ではなく、軍事に多くの予算を割いて、人々の生活はモノカラー。飢えて死ぬことは無いが、様々な意匠に富んだ商品の消費は出来なかった。
それでは、ベルリンの壁が崩壊して、ほどなく東ヨーロッパのソ連の衛星国は、次々と自由主義経済へと体制を転換した。
それで、人々は豊かになったのか。
その答えのひとつが、上に紹介した記事に描かれている。
ブルガリアの農家の現金収入は、月に 5000円程度だという。
まあ、儂等が子供の頃は、日本の田舎は似たようなものであった。
しかし、日本の場合は、国内に戦後復興の投資がはじまって、家電品の量産がはじまった。冷蔵庫だとか、テレビに洗濯機。こうした生活用品の生産が進んで、日本人は豊かさを実感しはじめていた。そして、カラーテレビと、クーラーそして自動車の、3Cが生活のグレイドをまた一段と上げることとなった。
東欧各国は、西側の「豊かな」生活にあこがれて、次々とソ連だとか、そのあと出来たロシアの影響下から脱出して、NATOに加盟し、EU経済の中に組み込まれていった。それで出現した矛盾が、西欧諸国側の国民の貧困化であった。アメリカの場合は、支那からの安い生活雑貨などが、アメリカ経済を空洞化させた。そして、日本の低燃費で壊れない、そのような自動車が、アメリカ車をじり貧状態に追い込んでいった。
こうして見てくると判るが、生活の質を上げて、人々を豊かにした製品の多くが、日本で発明されたか、品質の高度化が為されている。そして、お馬鹿な官僚だとか、世襲のケーエー者、そして四流の政治が為したことは、日本の豊かさを作る、その経済システムを、依ってたかって壊したことだ。
日本の場合は、福利厚生の予算を食い潰しているのは、生ポの不正受給に代表されるような、特ア系の不正取得なのだろう。ただ、わが郷が指摘したいのは、もっと大きなスケールでの、特定層による日本経済の壟断なのだ。
GDP 500兆円の内、半分以上を特ア系が勝手気ままに弄り廻している。
医療が、40兆円。そして自動車も似たような規模。粉屋がパンダとか菓子を作る。それとパチンコだって、一時は 30兆円を超えたこともあった。それに比して、日本国民の主食である、米の全生産額が、たったの 5兆円なのだ。
昔は、経済の規模は、石高で表わされた。
それが、今の日本では、全経済規模の、たったの 1%が米の取れ高を貨幣で計った数字なのだ。
日本の中に、ブルガリアだか、ポーランドの貧困国家が作られた。
そして、それは集落としては破綻して、ほとんど全員が、街に出稼ぎに行っている。
イギリスは、東欧の貧乏百姓を追い出す決定をした。
日本では、とうの昔に貧乏な百姓は、社会に磨り潰されて、どこかに消えてしまっている。
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もうすぐ、春だで
田舎の生活は、忙しくなる。
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