当ブログは、軍事的な日本の自立を
安倍政権がそれなりに進めてきたことを、それなりに評価している。
しかし、構造改革路線の継続は、
日本の実体経済を壊し続けている。
そして、金融資本と技術が、海外にだだ漏れしつづけている。
そのような自民党だが、政党支持率の多さは他党を圧倒している。
菅直人当時首相は、太陽光発電の利権で、国会をさんざんに混乱させた。
そして野田内閣は、消費税増税をごり押しした。
この二点において、旧民主党は国民の支持を決定的に失って、解党的な失態を見せた。
共産党支持率↑ 小池晃書記局長「安倍政治の危険さが見えてきた」
2016.6.20 19:54更新
共産党・小池晃書記局長は20日の記者会見で、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で自民党の支持率が低下し共産党など野党が伸びたことについて、「安倍(晋三首相の)政治の進む方向が非常に危険であることが、憲法の問題などで見えてきた」と分析した。
調査では、共産党の支持率は前回調査(5月28、29両日)から1.9ポイント増の5.7%、参院選で共闘する民進党も同0.4ポイント増の8.3%だった。一方、自民党は同3.4ポイント減の37.7%、内閣支持率も同6.0ポイント減の49.4%だった。
小池氏は「野党の共闘がインパクトを与えている。『1票を投じても政治は変わらない』と思っていた人たちが、『変えられるのではないか』となり、今の自民党政治のあり方を見直している」とも指摘した。
http://www.sankei.com/politics/news/160620/plt1606200043-n1.html
共産党の支持が若干伸びたというのは、民進党などがあまりにお粗末だから、その支持者が共産党に鞍替えした部分がちょっとはあるということだろう。
とにかく、国民の大部分は、今のどの政党も支持していない。しかし、無政府状態にするわけにも行かぬ。それで自民党等を、消極的に支持しているだけなのだ。
金融資本を海外にだだ漏れさせる。
オリンパスを支配していたのは、不誠実な役員たちで、わが郷の推計では ナント 1兆円ものカネを海外に投資して、散財してしまっている。その中の僅かの部分が、不適正な会計処理とかで、刑事事件として立件された。だが一般的な海外投資での失敗は、「普通のこと」であり、なんら問題にされることはなかった。
アベノミクスでは、金融資産が「印刷」されて、異次元の世界つまり海外にワープした。それで円が、3~4割も下落した。これで日本の国富が、毎年20兆円も失われてしまっている。海外から来る石油だとか鉱物原料の価格は割高になる。しかし、これらは大手商社などが独占的に仕切っているので、速やかに国内消費価格に転嫁される。そして自動車だとか家電・情報機器のメーカーは、円安で投げ売り状態となる。だが、海外で得たドルなどは、円安のために、円がより多く換金できて、利益として積み上がる。枯れ葉の円を積み上げて、企業の決算は金融界が求めた結果をだす。つまり、株式市場などを通じて、利益がお金持ち支配層の中で、目出度く分配されている。そして、庶民は下がらないガソリン代を支払わされるし、食料品の価格も上げられてしまう。
おさらいをすれば、
一番悪いのは、表にでない金融とかの改革派の、中核部分。
庶民は海外旅行なんか出来なくなって、もう久しいことだ。
海外にだだ漏れした、日本の金融資産が支那の支配層を経て、日本を買いにもどってくる。
だが、支那の軍事的膨張をチェックする、その安倍外交が支那からの、資金流出を促進させてきた。
これで支那人の爆買いが減速するのは結構なことだ。
マスコミは出鱈目を流しつづける。
しかし、舛添などの改革派が、のぼせ上がって勝手をすれば、国民の多くがその不正を指摘する。このような世相を斬る。その鋭い刀を、一般の日本人が手に入れてしまっている。なので、マスコミは、いまになって混乱している。舛添を追い落としたのは、旧来の誤魔化し報道が出来なくなって、ついついホントの事を報道してしまった、アッチ側のマスコミなのだ。もう、マスコミの世情にデマを流して、大衆を支配する。その構造が崩れはじめている。
石破が総裁選で敗れた。
彼のあたりから、政治家は風が向かい風になっているのを、読めてきたのだろう。
その風が読めていないのが、民主党あらため民進党なのだ。
ならば当然のこと、国民の支持は伸びない。
円安は一般庶民に
物価高を強いる。
輸出産業が美味しい思いをして、庶民は低賃金から抜け出せない。
麻生内閣のかんぽの宿あたりまでは、野党勢力の批判は国民の共感を得ていた。しかし、いざ政権を獲ってからは、旧民主党などの利権漁りだとか、消費税増税のごり押しで、その反庶民的な党の体質をあからさまに見せつけてしまった。
日本が成長を取りもどすには、まだまだ時間がかかりそう。
だが、例えば小沢一郎の生活の党とかは、もう消滅寸前だ。なにも舛添ばかりが政党助成金を盗んだ訳ではない。とにかく、マスコミが総理大臣にもっともふさわしい。とか推した小沢は、もう過去の人だ。舛添も消える。こうしてみてくれば、ほんとうにどうしようもない、屑のセイジ屋が、ネットの攻撃力などで影響力を失ってきた。舛添のような屑を都知事に推挙したのは、当時の自民党幹事長・石破なのを忘れてはならない。つまり、古いタイプの利権セイジ屋、石破もその影響力を急激に失ってゆくのだ。安倍現首相は、「舛添を選んだ責任」を自民党にきして、謝罪の弁を述べている。しかし、これって婉曲的な石破への批判なのだ。
このあたりの、微妙な感覚を、支持政党なしの国民は凝視している。
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