アメリカこそが、日本に対して
侵略戦争を仕掛けた。
広島・長崎のあと、戦争で核兵器が使用されたことはない。
それほど、この非戦闘員に対する攻撃は非人道的だった。
(この世界的な認識があるからこそ、原子爆弾はその後使用を実質封印されてきた。)
しかしアメリカの指導者が、この非道を謝罪することはない。
つまり、今でもアメリカは日本を、様ざまな場面で虐げている。
謝罪すれば、その箍(たが)が外れてしまう。
オバマがどのように夢を語ろうと、
核兵器が地上から無くなることはない。
(我が郷はこの冷厳な現実から目を反らさないできた。)
日本を押さえつけようとしているのは、なにもロシアとか支那の核を基調とした、東側軍事力ばかりではない。経済の交流が強い、アメリカこそが日本から富を収奪している。広島でオバマが宣伝する。そのヘイワ主義の下では、今でも米国を中心とした日本搾取が進められている。
日本に取り憑いて、日本経済とか政治そして分化まで腐朽させてきた。
つまり頭にキノコを生やして、口では適当なことを言いつつ、実際は米欧による日本支配の手先をしている。しかし、ことは経済のこと。そしてその現場は主に金融場面で為されている。ならば一般国民には、この詐欺だとか強奪の現場は見えるはずもない。
上のグラフは、2012年の頃で
1ドルが 70円台であった。
是でも日本製品の価値から言えば、円は安すぎだった。
どこかで書いたが、50～60円台が、本当の相場だ。
つまりその差額が、戦後日本の支配層の盗んでいる、マージンなのだ。
アベノミクスの結果、
単純に計算しても、37%も円が下落している。
言葉を換えて謂えば、日本人の労働がこれほども、軽視されて安く日本の富が、海外に売り飛ばされている。アベノミクスで生み出された円は、財産の逃避と言うことで、ドル圏などに大量に流失した。その円の異次元への緩和策こそが、円の投げ売りでの円安であった。アベノミクスで円が暴落して、日本は貿易だけでも毎年、20兆円ほどの損失を出している。そして金融の取引などを含めれば、やはり失われた 20年の時代と同じく、毎年 50兆円ほどの資産が海外に移動している。
しかし、現在の 100円台の円安も、新聞や安倍政権は円高だと嘘を言い続ける。
円を安く押し下げて、
日本人をこき使っている。
この事を、ウヨもサヨも指摘できない。
安倍政権も、野党の民進党も、
チュウチュウ日本国民の血をすする。
このように虐待されても抗弁できない。
それは日本を守る軍事力や、日本を守るイデオロギーが無くされてしまっているから。
核武装も必要だが、日本の思想的な武装も喫緊の課題なのだ。
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