日本は自然災害の多い国で、
暴風雨をもたらす台風は、毎年やってきて
大きな被害をもたらしてきた。
昭和34年の伊勢湾台風では犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人 であった。そして、この台風被害は最大であったが、当時の我が国では、台風が来れば河川が氾濫して、そのたびに 100名を超すような死者が普通に出ていた。それが最近では、10名を超す死者が出る台風被害は、きわめて少なくなった。
これは河川改修が進み、立派な堤防などができて、反乱の被害が少なくなったことが、大きな要因だと思われる。
2016年04月17日
地震が相次いでいる熊本県を中心に16日午前1時25分頃、大きな地震が発生し、熊本市中央区や同県南阿蘇村などで震度6強を観測した。大分県で最大震度6弱、福岡、佐賀県で同5強を記録するなど、九州各地で強い揺れに見舞われた。その後も震度6強を含む地震が断続的に発生。熊本県で同日、32人の死亡が確認された。行方不明者も複数いる。14日夜に震度7を観測した地震と合わせた死者は計41人。大分、福岡、佐賀、宮崎県でも負傷者が出た。
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台風などの暴風雨による災害は、多くの努力が実って激減した。
ところが同じ自然災害でも、火山の噴火とか津波や地震の被害は、防ぎ切れていないのが現状だ。
津波にはそれに耐えうる防潮堤を造る。
地震には、壊れない頑丈な家とか、交通インフラなどに作り替える。
ところが、此処 20年来の日本には、たよれる立派な親爺とも言えるような、がっしりと頼もしい政府がなくなってしまった。
日本という美林に取り憑いでしまったのがわが郷で、湯田菌だとかキムチ茸と呼んでいる、腐朽菌なのだ。最近は東芝に取り憑き、枯らして腐らせようとしている。オリンパスは我が郷で最初に取り上げた企業であった。その後も電子部品のルネサスだとか、かつては優良企業だった松下とかがある。
1970年代までは、こうした巨木がちゃんと生長して、国民の生活と安全を守ってきた。企業はちゃんと税金を支払い、国家財政は今と比べれば、はるかに健全であった。堤防を張り巡らせ、港湾を整備してきた。道路や新幹線も整備した。ところが自民党政権も、中曽根政権辺りから、各議員の頭には、腐朽菌の胞子が取り憑いてしまった。頭にキノコが生えてきた。
それで、大事なことは企業の利益を確保すること。
我が郷の読者諸氏ならば、あたりまえに知っていること。
利益を最優先にすれば、産業が成長を止めてしまう。
今までより成長する。あるいは産業の構造をがっしりして災害に負けない構造にする。このためには、より多くの投資をしなければならない。つまり、資金をつぎ込まねばならない。この辺りからは、ちょっと専門的な書き方になるが、金融の手当を損益計算の観点から処理すれば、増強資産の減価を適切に償却する、損失を計上せねばならない。この分が営業経費の 5パーセントとか 10パーセントは必要なのだ。この手当てせねばならない経費をかけない。その投資にまわした資金手当を、不良債権と称して、ムリムリに解消させたのが、小泉金融界改革であった。そして現在の安倍内閣も、この政策を変更していない。
毎年 50兆円分日本が痩せてきた。
国会議事堂は戦前の日本が、日本の威信をかけて造った。
そして、それに反して戦後政治は、むなしい属領政治がつづいてきた。
とくに、構造改革と言う名の、日本の臑をかじる経済塵と、その飼い犬政治になって、日本の成長は停止した。そして老化現象がはじまっている。
安倍政権などの自民党政治は、伝統保守を名乗ってはいるが、それは真っ赤な偽りだ。
サンフランシスコ講和がなって、安倍政権も日本の独立が達成されたと、間違った認識を述べてきた。日本が軍事的にも自立して、連合国側と対峙できるようになる。その為には、核武装の公然配備が大前提なのだ。原子爆弾を落された、その日本が核兵器で武装できない。この極めて日本にとって不完全な軍事状況が、いつまでも放置されてきたその原因は、自民党政権の腹の中にある『侮日』の精神だったのだ。
日本がアメリカなどの支配者の利益に、日本経済と政治も従属させてゆく。
その結果がやっぱり安倍政権は、韓国に配慮して従軍慰安婦問題で、必要ではない謝罪をしてしまった。
おいおい書き進めてゆくが、日本が復活するには、金融システムを米欧のそれとは、まったく別のシステムに改編せねばならない。
1960年代の徴税システムに戻す。
あるいは、とりあえずの暫定策として、日本の成長に見合った、50兆円程度の政府紙幣で成長を確実にする。
その事を提言できる政治勢力は、残念ながら今の日本にはない。
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