国家という枠組みが溶解して、
国民の意思が政治に反映されない。
イギリス北部のスコットランドでは、独立を問う投票が行われる。
もしも、独立が決まって英国が分裂すれば、さらに英国の国際的な力は減少する。
マスコミは
絶対に書かないが、
国家に敵対する勢力は、
経済の支配層である。
そして、その頂点の、民衆からは見えない雲の上に、巨大金融がある。
(巨大金融とか、その手下の企業群は税金を払いたくない。それで、一般庶民を消費税増税で苦しめる。経済が停滞すれば、担保物件が取り上げられるので、金融にしてみれば、刈り入れ時であり、経済から水をぬくのは利の当然。それで、戦後レジームの金融は、実体経済にカネを廻さない。安倍政権が正義の味方になるには、これら巨悪と戦わねばならない。)
戦争はこの小臭い金融が、おのれの野望を完遂させるため、様々な陰謀をめぐらせて引き起こしてきた。しかし第二次世界大戦の後では、ほとんどの国が国民主権の民主制を取り入れた。戦争で酷い目に遭うのは、いつでも庶民であり権力者とかは前線には出ないし、金持ちは様々な手を使って後方に隠れてきた。ならば、民主政治が実現している国々では、戦争がなかなか引き起こせない。古くはベトナムは北が共産党の専制であり、南は米国にデッチあげられた傀儡政権だった。アフガニスタンは古いタイプの国であり、女性の政治参加は出来ていなかった。戦争反対の国民の意思が国政に反映できない。そのような特殊な国が、米穀などの戦争大好き勢力に狙われてきた。
さて、プーチンのロシアは共産主義ではなく、民主制を採用している国家である。
そのロシアを戦争に引きずり込むべく、米穀の穀潰したちがウクライナで、ユーロマイダンをしかけた。クーデターというよりも、古いタイプの革命でキエフ政権はデッチあげられた。しかし、この事の詳細は、西側つまり小臭い金融に縛られたマスコミは書かない。ロシアのプーチンは、ロシアへの侵略を防ぐべく、ロシア国民の意思を代表している。軍事的な侵略を防ぐには、やはり軍事力の行使で対応するしかない。このような状況に立ち至ったとき、わが帝國日本は、敵の策謀にのせられて、切れてしまった。山本五十六の屁垂れが、真珠湾攻撃を実行させた。反戦的な国論が基調だった米国はこれで国論が反転した。
ロシアのプーチンは、このようなネガティブな歴史を観ている。
戦争は限定的にやる。
そして、自分の好みの戦争の、スタイルに拘泥しなかった。
相手が汚い謀略戦をしかけてくれば、ロシアも前面には出ずに、親ロシア派武装集団という、ダミー組織を作り上げた。たぶんその組織の構成要員は、現役のロシア兵とかあるいは退役軍人なのだろう。しかしあくまでも、ウクライナでの戦いは、ウクライナの人々の戦いに押しとどめておかねばならない。そして、アメリカのオバマは、シリアでのことと同じように、米軍を動かさなかった。日本の安倍首相も、従来の自民党政権のように、アメリカの好戦派の金魚のウンコは止めにした。もちろん一般大衆には見えない、外交的な交渉なり外交があったことだろう。わが郷・左近尉は、米露と日本のトップは、当たり前のことだが反戦派であり、ネオコンとは別である。そのように診ている。そして、石破茂などは古いタイプの政治家であり。米国と言うよりも、アメリカなどの戦争勢力の、ウンコであった。ならばこそ、『集団的自衛権』 でのお追従を、わざわざ米国まで出向いていって、このおべっか芝居の興業許可をもらってきた。
安倍晋三氏は極右で好戦派。
これは、サヨク・マスコミとか、サヨク政治屋たちが張ったレッテルであり、真実ではない。
本当の好戦派は、どちらかと言えば、非武装主義のサヨクの中にこそいる。
これを解明するには、それなりの量の論を重ねねばならない。
それで今日の稿は、それに踏み込まない。
ウクライナ議会、EUとの連合協定を批准
2014年 09月 16日 21:37
[キエフ 16日 ロイター] - ウクライナ議会は16日、欧州連合(EU)との政治、貿易に関する連合協定を全会一致で批准した。
ウクライナでは昨年11月、当時大統領だったヤヌコビッチ氏がEUとの連合協定の調印を先送りしたことで反政府デモが活発化し、政権交代に至った経緯がある。
ただ、EUとウクライナは先週末12日、連合協定の自由貿易協定(FTA)部分の実施を来年末まで延期することで合意している。免税対象のEU商品がウクライナを通じて国内に大量に流入することを警戒したロシアが、FTAが発効すればウクライナからの輸入品に関税をかけると警告していたため、ロシアに譲歩した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0HB1BH20140916
キエフ政権とか、米穀のネオコンたちは、新しいコミュニケーションの時代をなめてかかった。
なんてったって自分の命とか、家族同胞の命がかかっている。
それでウクライナの正規軍は、キエフの意向のままには戦わない。戦っても投降してしまう。これらの実態を小臭い金融に飼われたマスコミは、当然のことながら書かない。しかし、冷静に見る目と、緻密な推論を重ねる知恵があれば、ベラルーシの首都ミンスクでの停戦合意は、キエフが戦えない現実を思い知ったからこそ実現した。この事が理解できる。
日本は特異な社会で、話し合いで合意点を探る。
これは日本が長い戦いとか協調の歴史を重ねてきた、特殊な文明国だから出来ること。
世界の一般常識では、命をかけた戦いのその限界点をこえた時点で、はじめて話し合いとなる。そして、その合意点は、今まで戦い取った陣地が取り分である。ところが、日本の変わったところは、先の大戦で日本は軍隊をすべて解散してしまい、すべての日本国土を無防備にし、さらに統治権まで実質放棄してしまった。米軍は戦うことは出来ても、日本を統治する能力なんて、あるハズもない。それで、この論はこのあたりで止めるが、日本にはヘンテコな、ウヨの偽保守派とかサヨの偽サヨクが、雨後の竹の子のように生えてきた。
日本の海上自衛隊 ロシア太平洋艦隊と共同訓練実施の方針 【ロシアの声】
さて、日本の自衛隊は、
ロシア軍と共同訓練を行う。
つまり、ウクライナの内紛は
オシマイである。
そして、米欧の穀潰したちは、ウクライナの戦線を離脱して、こんどはイラク北部とか、シリアの東部や北部で戦争ごっこのつづきをする。
そして、日本国内のサヨとか、ウヨの諸君は、井の中の蛙なのか。
外が見えない。
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