子供の頃、つまり今から 50年も昔のこと。
下げ針という、魚獲りの方法があって、これで一晩に 10数匹も鯰とか、鰻が捕れた。
だがそのうち鰻は少なく、一匹か二匹程度。篠竹を長さ、50センチほどに切って、50本ほど用意する。それに水糸を結んで、端に大きな釣り針を、しっかりと括り付ける。餌は太いミミズとか、ドジョウなどを使う。これを、獲物が居そうな乱杭とか、柳の下の川岸などに仕掛ける。夕暮れ時に、これを丹念に仕掛けておいて、翌朝になったら引き揚げに行く。
当時は、別に鰻と鯰の味に差違は無いと思っていた。
ところが兄とか父は、いつの間にか鰻を喰ってしまっていて、自分は鯰の焼いたのばかり喰っていたような記憶がある。
東京での生活では、鰻は極々たまに専門店で、ご馳走を喰う。という仕儀であり、それほど多く食した記憶はない。
それが、東京暮らしを辞めて、田舎にUターン。それももっと山奥に入って、老舗のホテル、実態は和室の旅館だが、そこで働いた。そのとき、いつかも書いたが、自分と同年の経営者の倅がいた。これが苦労知らずで、東京事務所で専務として、エバッていた。仕事は、ヤクザ暴力団の遣っている、芸能とかお水商売との、おつきあい。それで、あるときなんぞは、冷凍冷蔵庫まで沢山買いそろえて、何トンもの鰻のパック詰めを仕入れた。それをホテルで売り切るのに、何年もかかったのを覚えている。
この社長の倅、専務と折り合いが悪く、自分は山をおりた。
その頃は、スーパーでの販売しているのを見ると、随分と安くなってた。それで、週に一度ぐらいは買って喰っていた。酒などを、チョットふりかけて、ラップして電子レンジで『チン』 とすれば、手軽に酒のつまみが出来上がり。随分と便利をしたモノだ。
それが、最近のニュースでは、鰻が希少種に認定されるとか。
これが盛んに流されている。
そして、ふと思うに、民主党政権時になって、スーパーの鰻の価格が高騰した。値段が二倍にもなれば、買う客は激減する。それで、売り場にしめる面積が、半分どころか、三分の一、とか四分の一に狭くなった。
やっぱりな〜とか思うのは、自民党だってそうだが、民主党の場合は尚更、ヤクザ暴力団との結びつきが強い。それと、世界遺産とか、希少生物保護のナンチャラ会議とかは、やはりその実態は、ユダヤのゴロツキが仕切っている。のだと、左近尉は勝手に思い込んでいる。それで、日本のサヨクと、アッチのサヨクが結託して、売れない鰻の価格を上げる。その算段の結果が、最近の 『鰻は貴重種』 とかの、報道の渦なのだろう。話しは飛ぶが、ウクライナで起きている、ヘンテコなクーデター騒ぎとか、旅客機の撃墜騒ぎでは、なんてったって、アイツラの云っていることは信用がならん。
今年の夏は、 7月29日(火)で昨日が土用の丑の日だった。
なにも高いカネを出して、胡乱な鰻なんか喰うモノか。
とか、の気分だったので、当然のこと鰻は喰っていない。
別に食べなくても、命に関わることではない。
大衆的な水産資源のイカの漁獲量が、213,500トンであるのに対して、鰻の消費量は、2003年に 142,192トンてせあり、この頃が最大だった。 (イカのような大衆魚と同じ、桁数ほども、高級魚とされるウナギが消費されている。やはり日本は、それでもまだ豊かなのかとも思うデータではある。) 最近は減ってきて、2011年には 56,319トンの消費となり、4割に減っている。総量規制で金融が、極端に引き締められたのが、 1991年のこと。2008、2009年には産地偽装問題が発覚している。
産卵海域が南に下がったのだとか、シラス鰻の乱獲で鰻が品薄だとか。
色々と高騰の原因は、マスコミが流している。
しかし、喰う人が減ったので、商売が薄く なった。
ならば、ナンとしても、単価を上げたい。
穿ってみれば、このようになる。
しかし、やはり 『鰻が食えないのは寂しいかぎり。』
ならば、『自分で獲ってやれ。』 とか、思っている今日この頃。
自分も天然物が 喰いたい。 とか思ったら ポチっ とお願いします。
(当ブログでは記事内容の重複を避けて、投稿記事をシンプルにするために、紺色 の文字で書かれた部分は、その関連記事にリンクするようになっています。クリックすれば、その記事が開きます。画像もクリックすれば、関連記事が開きます。開かない映像もあります。それはまだ、準備中ということで、なるべく早く整備したいと思っています。本日の記事に帰る場合には、一番下にある、HOME の部分をクリックすれば、戻ってこられます。)
宜しかったら、この辺りで ポチっ とお願いします。
本日の話題の記事
本日は 30位です。 m(_ _)m => ランキングを見る
アクセスの記録 2014.07.29 (火) 4498 PV 1528 IP 176 位 / 2043742ブログ
【わが郷の顔】
東京都尖閣諸島寄附金 受付状況 は、
こちら にサイトが設けてあります。