日本社会党の、理想と現実とか
ふと、考えてみた。
儂の父は、極々普通の、百姓だった。
その父は、つまり儂の祖父は。
いつぞや紹介したが、なんと怪しげな人だった。
祖父は、5人の子を成した。
父はその長男で、不在がちな祖父の、後を護るのが仕事であった。
農業を遣っていれば、大家族でも喰わせられる。
儂が高校の頃は、叔父叔母はみんな独立して。
我が家は、こじんまりしていた。
それで、当時の年収が、200万円ほどだったろうか。米の売り上げが、ほとんどであり。後は鶏卵とか、畑作の売り上げである。今の円の相場に直せば、年収が。一家で、一千万円ほど。でも、自動車だとか、家電の価格は。今とは比較にならぬほど、高かった。トヨタの、マークⅡが、たぶん 200万円ほどだったのだろう。つまり、今の感覚では、一千万円ほど。これは、普通の給与では買えない。それで、都会で働き出した、当時の若者は。中古の車を、月賦で買った。兄がいくらで買ったのかは、聞かなかったので知らない。でも、給与のほとんどが、ローンで消えていた。だが次の次男は、賢い人で。自動車販売店の、メカニックつまり、自動車修理工であった。廃車になるのを、とてつもなく安く引き取って、終業後にコツコツと直した。つまり、ほとんど只で、自動車を手に入れた。その系列が、トヨタであった。なので、その影響でか、儂の騎乗車は殆どが、トヨタである。
1975年に、山のホテルで働くようになった。
車が無ければ、足が無いのと同じ。それで中古の、カリーナを 67万円で買った。月収が、20万円ほどだったので、ローンはすぐに返せた。
それと、蛇足だが。今では、4.3リットルのセダンに乗っている。購入価格は、やはり 67万円である。新車価格が、一千万円であるから、大リッター・エンジンの中古価格は、ムチャ安い。
縷々書いてきて、思うこと。
1991年のソ連崩壊で、世界の様子が変わった。
日本の労働者も、階級意識が崩壊した。
今では、連合などは、経営側の飼い犬になった。
それで、今では。30年も、労働者の賃金は、上がらない。かえって、小泉時代は、賃金が大幅に下がってしまった。
村山政権誕生が、日本の労働運動の、収束ではあった。
左翼運動を放擲して、経営者の飼い犬になった。
儂等は新左翼であったから、こうなるのは一生の恥。マスコミ謂うところの、『過激派』 とは、ある意味で。スジを曲げなかった左翼のこと。なので、儂のハンドルネームは、『左近尉』 である。ときたま、右近尉という、爺も顔を出すが。この爺の言い分は、経営者の経済学的な、思惑から出てくる。なので、一般庶民の感覚とは相容れない。過激とは、ラジカルと言うこと。つまり、真実を直裁に追求する。ベトナム戦争は、米国の戦争屋が、戦費をロンダリングして、大金を懐にすること。冷戦構造とは、米帝とスターリン主義者が、政治利権を稼ぐ、大仕掛けな乞食芝居小屋であった。そして今では、儂等の期待した通りに、ベトナムは独立して普通の国となっている。そして我が日本の政治指導者は、いけしゃあしゃあと、ベトナム政府要人と、握手なんぞをしている。これを、蛙の面に、小便という。
ここまで、書いてきて。
フト、思うことがある。
いわゆる、特ア・サヨク改め、『上級国民様』 は、新車に乗る。
そして、儂のような旧時代の、取り残された一般日本人は、中古車に乗るのだ。
そして、再確認するが、ウヨクの方々も、新車に乗るのだろう。
GDP・国内総生産500兆円のうち、270兆円ほどは、1000万人ほどの上級国民様が、関与している。
そして、1億人余の一般日本人は、200兆円ほどを、みんなで分け合っている。
ならば、新車に乗るなんて、トンデモな事。
上級車ほど、中古価格が安い。
新車の、十分の一で、購入可能なのだ。
(しゃあないから、普通の一般日本人は、イカレ・ポンツクの政治に、なんとなく付き合っている。そして、ミギとヒダリに分かれて、『上級国民様』が、セイジのお芝居をしている。経済を悪くしている。あるいは、偏った経済を、そのままにしておく。その為に、下らない朝鮮半島関係の、事案がつつき廻されてきた。安倍政治は、これを終わりにしたい。それで、一般日本人からは、支持を集めている。でも、乞食芝居に隠れて、特ア・利権を守りたい。その勢力からは、嫌われている。)
普通の日本人は、松阪牛なんか喰わない。ニュージーランド牛だとか、普通の和牛を喰う。
ゴンちゃんを、経営のカリスマと賛美してきた。マスコミだとか、提灯経済学者は、上級国民様の、小間使いなのだろう。
とにかく、サヨク様は、庶民の味方ではない。
サヨク様は、上級国民様なのだ。
それで、追記して於くが。
儂は、10年ほど前に、民主党の衆議院議員様と、2時間ほど話す機会があった。それで、思ったこと。この方の、脳みその程度は、高校生の活動家。その程度だった。経済だとか、医療や国際情勢。その話程度でも、全然。会話にならなかった。つまり、当たり前の社会認識が、ガッポリと欠落していた。
上級国民様は、脳みそが茹だっている。
こうした、大衆様の情勢では。まともな、日本憲法作成なんて、絶対に無理だと実感する。しかし、憲法改正は、その運動を継続せねばならない。それと、自衛隊の『敵基地攻撃力保持』が、急務ではある。射程、一千㎞の対艦ミサイルとか、対空ミサイルを使用して、軍事演習を日本海だとか、フィリピン海あたりで遣るべし。
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