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批判勢力

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2019 12 03 批判勢力【わが郷】

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議会制民主主義では、

批判勢力が必要だ。

 

現在の日本社会の停滞は、

経済の成果が、米欧だとか

支那などに流出してしまっている。

 

1970年代辺りから比較すれば、

貿易依存度が、二倍にもなってしまった。

 

でも今日は、だらだらと

とりとめの無い、話を書きたい。

 

わが郷は関東平野の、農業地帯であり。

その北辺あたりである。

上の絵は、鬼怒川のかなり上流域である。NHKテレビの番組でも取り上げられていたが。この辺りの川幅は。つまり両岸の堤防と堤防との間は、約 1㎞もある。それで、例の常総市の。堤防が決壊した辺りを、国土地理院の地図で、ザッと調べたら。300メートルとか、広くても、500メートルあるかないか。普通は上流部が狭くて、下流部は広い。とか、思われるのだが。下流部の茨城県西部辺りは、古くから水田耕作が盛んだった。治水も進んで。堤防も築いたりしてきた。それで、河川の氾濫原は、狭く限定されてきたのだろう。

 

2015 12 01 籠岩から女峰山を望む【わたしの里の美術館・日記】

 

対して、上流部では、戦前などは未開の土地が多かった。堤防だって作っていない。

ならば、暴れ川の鬼怒川は、奔流があちこち蛇行する。

鬼が暴れて、河川原はどんどん広がっていた。

 

そこに来て、戦後の治水事業が盛んになった。

堤防は作ったが、その対岸までの距離が、バンパ無い。

1㎞もある。

列島改造事業で、コンクリートがどんどん必要になった。川の砂利を採取するので、川底は結果として、2メートルも掘り下げられた。なので鬼怒川の上流部では、川水が溢れても。2メートル掘り下げた。その元の掘り残した、氾濫原辺りまでしか増水しない。

 

左近尉の小学生の頃は、普通の台風が来ても。水害で、200人ぐらい死ぬのは当たり前だった。それが、最近では。超大型台風の襲来でも、100名程度の犠牲で済むようになった。これは、精力的に進めた、列島改造の成果なのだろう。土建屋のドン。田中角栄は、その政治力の強大化を、米国の支配層に恐れられた。ピーナッツ疑獄にはめられて、ついには政治力ばかりか、命まで縮められた。それに つれてなのか、土建屋政治が疎んじられる傾向に。

小沢一郎の不見識もあり、土建屋政治は馬鹿にされる。

自民党と、国土改造行政では、協力してきた。社会党が、北朝鮮の拉致事件の疑惑で、とうとう解党となった。

 

そんなこんなで、日本国の政治経済の課題は、国際貿易の自由化となった。

 

カタクチイワシ【水産物】 カタクチイワシ 【魚 海産物

最近は、大衆魚でもあり、養殖の餌でもある。イワシがあまり獲れなくなった。

一寸調べてみたら。漁獲が多いのが、利根川の河口から、近い漁港だったりして。つまり、利根川から魚の餌になる。プランクトンを育む、餌というか。海藻だとか、藻を育む成分が少なくなった。新日鉄からでる、鉄鋼スラグには、不足した鉄成分を有効に補う。そうした働きがあると、様々なチームが報告している。製鉄所の廃棄物と、川底の泥などを混ぜて、椰子の繊維で編んだ袋に入れる。これを、汀の海岸を掘って埋め込む。そうすると、不足した鉄などの成分が補給されて。200倍も昆布が繁茂したのだそうな。

 

何故こんなことを調べたかというと、山林や原野では、自然の野菜だとか穀物は、ほとんど無い。それが、上手に農業を遣ると、作物は地に満ちる。ならば、海を耕せば、どうなるのか。とか、漠然と思った次第。素人の発想では、海の沖に様々に工夫して、海の畑を作る。とか、愚考した次第。

でも、実際は。波打ち際に、鉄鋼スラグなどで、施肥を行う。このような、シンプルなことで、焼けた磯が、もとに戻る。

 

さて、この辺りで、今日の話の締めくくり。

野党諸君に、政治利権の 『肥料』 が届かなくなった。

それで、脳細胞が、「磯焼け」 してしまった。

 

昨日だとかの、NHKテレビでも。町の声では、『桜を見る会、以外のことも、国会で取り上げてほしい。』 とか、サヨクNHKでも。まともな街の声を放送していた。サヨク野党の諸君も、海を耕すとかの。生産的な課題に取り組んでは、いかがかとも思うのだが。

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2018 09 18 老爺の 好日。【わが郷】

 

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