べつに死ぬことは無かったと思う。
しかし、自分の近しい人で、自殺した人のことを偲べば、
その人には、自殺が当然の帰結だった。
その人を知っていれば、そう思わざるを得ない。
年間売り上げが、4兆円だという。
マスコミ全体の営業収入が、5兆円だと聞いたことがある。
これを比べてみれば、電通とは、とてつもない寡占企業だといえる。
「パワハラを否定できない」 「不法行為はなかった」
2016-12-28 20:52
電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が過労自殺した問題で、労働基準法違反の疑いで書類送検された電通は12月28日夜、東京都内で記者会見を開いた。石井直社長は「高橋まつりさんのご冥福を深くお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆さまに心よりお詫び申し上げます」と謝罪。自身は2017年1月の取締役会を経て、3月に辞任する意向を示した。
厚生労働省東京労働局は28日、高橋さんの直属上司だった幹部社員と、法人としての同社を労働基準法違反の疑いで書類送検していた。
石井社長は「このような悲劇が二度と起こらないようにする」「コンプライアンスを遵守し、会社のアイデンティティを再点検し、新しい企業文化を社員と一緒に創り上げていく」と社をあげて、改革を推進していく姿勢を強調した。
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普通に考えれば、仕事ばかりが人生ではない。
会社なんか止めちゃえば。とかも思う。
しかし、彼女にしてみれば、会社が人生のすべてだったのだろう。そして愛する会社に身を捧げて、わが身を滅ぼしてしまった。過酷な残業というか、上司による虐め虐待を死をもって告発した。石井直社長は辞職するのだという。まあ、命を賭して社長の首を取った。取られた社長の決断はいさぎよい。だが、会社の体質は変ることはない。「不法行為はなかった」 とか、調査を委託した法律事務所に言わせている。
労働基準法違反の疑いで書類送検されていて、この言いぐさはないだろう。
この会社にとって労働基準法は、護るべき法律ではないと明言させたのだ。
馬鹿とか基地外とかの問題ではない。この会社は、明らかに反社会的な立場にあると、明言してしまっている。
残業をさせても、その実労時間を切り詰めて、会社に都合の良いように、適当な時間に改編して報告させる。護るべき法は日本国の国内法ではなく、自社が決めた勝手な、鬼の法だけ。このトンデモな意識が骨がらみになっている。それ故に、労働基準法違反で送検されている。それを、「違法行為は無かった」と法律事務所に報告させている。赤信号、みんなで渡れば怖くない。たしかに今までの風潮はこうだった。今までの、そしてこれからのマスコミも、このように日本国法をないがしろにした、そのような反日の論調で記事を書き散らかしてゆくのだろう。しかし、法律は法律なのだ。護られなければ、治安もへったくれも無くなってしまう。
昨日に書いたことだが、日本国は 75年前に戦争に追い込まれた。日本の軍人は戦争が上手ではなかった。正々堂々とやる戦争なんて、馬鹿旦那の賭場での一発勝負のようなもの。相手は獲物を追い立てて、鉄砲を構えた仕手が待ち受ける谷に、巧妙に獲物を追い込んでゆく。山本五十六は、罠に易々とはまってしまった。
まさか、このような歴史の真実を、時の日本国首相と米国大統領が言うわけにもいかぬ。それぞれが、角の立たぬような物言いをする。
とにかく、歴史の真実は、米国のゴロツキどもが、ABCDの包囲網包囲網を敷いて、日本を追い込んでいった。反撃するのは、日本としては当然のこと。20世紀は大戦の時代で、戦争は正義と言われているのが、普通のことだった。
たぶん、生真面目すぎて、上司の気には入らなかった。
それで、彼女は虐めに遭っていたのだろう。
しかし、海千山千の上司のことだ、パワハラは 「優しい鬼の指導なのだ」 とか、逃れられない言訳の上に、虐待がつづけられる。24歳の若い身だもの、抗することは出来なかった。このような悪辣な虐めを、違法な残業を強いることで、日常茶飯事としてきた。そして、これを 「違法なことではない」 と、カネの契約で縛り付けた法律事務所に言わせている。これじゃあ、この会社が 「改革」 されることは期待できない。彼女は鬼には成れなかった。しかし、この会社が好きだったのか。それで、仕事を辞めることが出来なかった。しかし、結果としては社長の首を取った。企業内では、鬼の法がまかり通っている。しかし、日本国は法治国家で、人間が作った法律で律しられている。
電通に縛られたマスコミの報道だけならば、世間はそのようなものか。そう思わされてきた。
しかし、今はすべての人が、自分の信念だとか真実を発信する術をもっている。
それ故に、真実はどのような大きな嘘の風船だって、衝き破る事が出来るのだ。
湯田屋 のカネは、身を縛り付け 心を腐らせる。
しかし、仕事から離れ、カネへの執着を捨てれば、何でも直言出来てしまう。
酷く悲しいことだが、彼女は身を捨てることで、真実を世に知らしめた。
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