もう大昔のこと。
20代のとき建設業界で働いていた。
日建設計のとある現場へ、
三揃えのスーツで行った。
現場着の作業衣でないのを茶化された。
つまり、下請け風情が、カッコつけて来るな。
ということなのだろう。
下らないアンちゃんたちだと思ったが、
何しろ日建設計様々なので、ぐっと堪えた。
例えば日建設計の図面に、
側面部材は、「NS-001204」を使用。
とか書いてあれば、それがドンダケ不当に高い材料であっても
使わねばならない。
設計会社が「盛り土不要」提案、11年1月までに提出
豊洲新市場の建物の下に盛り土が行われていなかった問題で、設計を担当した「日建設計」が2011年1月までに「盛り土不要」と明記した技術提案書を東京都に提出していたことが新たにわかりました。
豊洲新市場の基本設計の業者選定は、2011年1月の締め切りまでに2社が技術提案書を提出。2011年3月に日建設計との契約が締結されました。
都議会民進党が入手した資料によりますと、日建設計は技術提案書の中で建物の下に「盛り土不要」と明記し、盛り土をしない工事計画を提案していたことが新たにわかりました。提案書では、「可能な限りスケジュールの圧縮」を試みるため、「盛り土工事を基礎工事と一体的に検討することにより、無駄な工事を省略することが考えられる」としています。都議会民進党は、「日建設計の担当者からもヒアリングを行い、経緯を明らかにすべきだ」と話しています。
この提案書は日建設計が2011年1月までに提出していて、これまで明らかになった資料のうち、「盛り土なし」と明記された最も古いものとみられます。また、先月30日に発表された都の調査は「段階的に盛り土なしと決まっていった」としましたが、今回の資料については触れられていません。(05日02:06)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2883984.html
どんだけ、トンデモな手抜きであっても、日建設計様の指示であれば、絶対なのだ。
日建設計などの大手設計は、法王さまのように絶対なのだ。
それに比較すれば、東京都の豊洲市場長などは、茶坊主程度の重みでしかない。
つまり、東京都の豊洲予算なんぞは、設計屋の思いのままに弄くれてしまう。
ゼネコンの上に設計屋が君臨している。
というか、建設業者各社は、建設業界というボルボックスの、見かけはそれぞれ別組織であるが、全体が統一した動きで生きている、ひとつの意思とかで動いている生命体なのだ。そしてそのボルボックスの神経系が設計屋。
たとえば、あるユニット部分の建築費コストを積算し直して見ればよい。そしてそれと同程度の民間施設の建設費と比較すれば、ドンダケ出鱈目な積算設計が為されているか。普通の人々は、絶対唖然とする。とにかく豊洲市場は、トンデモな手抜きの伏魔殿なのだ。
このようなやっつけ建築を、市場として使えば、世界の嗤い物となるは必定。
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