わが郷・左近尉は、ブログ投稿を続ける中で、
政治に対する幻滅を、徹底的に感じるに至った。
そして東京都の無恥無能と、裏で暗躍したであろう
ゼネコンだとか、その金主元の狡猾さにげんなりしている。
国家とか地方政治も、大衆収奪がその大きな要素である。
たぶん都庁の幹部連中は、銀座などで美味しく酒を飲んだのだろう。
飲ましたのは、ゼネコンの営業担当だとか。
日本人が作った自動車そのもの、あるいはその製造ノウハウとか、勝ち得た余剰資本。これを産業の上層部に取り憑いだキムチ茸が、米欧などへ安く叩き売ってきた。泥棒に追い銭で、家電だとか自動車に、省エネ補助金を与えてきた。これが戦後民主主義の実態である。人々の暮らしを豊かにする。そうではなく、その努力でできた労働とか勤勉の成果を、米穀などに投げ売って特殊な立場の者たちが、甘い汁を吸う。このための庶民を騙すための政治システムが、戦後民主主義だったのだろう。ゆえに左近の上は、多くの投稿の中で 「戦後民主主義の擬制」 を書いてきた。
そして、今回露呈してきたのが、この 「戦後民主主義の擬制」 を最大限に駆使した、ゼネコンだとか腐れ都庁による、都税の簒奪であった。
奪われたものは、取り返さねばならない、
今まで蕩尽された、5000億円なにがしの予算は、損害賠償させねばならない。
まずは都庁の全ての職員に、その賠償責任を負わせるべし。
その支払いは、給与の中から天引きする。
もちろん上級職になればなるほど、その責任は増すので多くを支払わせる。
都には築地市場を豊洲に移転する、プランを統括する能力なんて、まるでなかった。公共事業の主導力は、民間業者が握っている。そして談合なんぞは当たり前。なので競争原理は働かず、事業費には不当な利益がテンコモリにさせられる。
一番の責任は、ゼネコンだとか不動産だとか金融にかかわるもの。
まずは、都の腐れどもを損害賠償で締め上げる。
さすれば、その苦しさに悲鳴を上げて、泥を吐くものも現われよう。
金融は減価させることで、借り手である顧客への支配力が増す。なので、金融業者などは奥の奥の暗い闇の中で、この騒動を眺めている。
小池氏は小臭い金融のまわし者。なれば、豊洲への移転事業をも とことん腐すことで、豊洲の価値を徹底的に、劇安にさせる。
どうせ開演してしまったのだから、このぐらいまではやってもらわねば。
築地の価値は、銀座で海産物や青果などを消費する、たくさんのお店が作り上げてきた。つまり銀座から広がり新宿や渋谷へと広がり、そして忘れてならない上野などの繁盛があったればこそ、築地の価値ははぐくまれてきた。つまり繁華街の人々の、いいものだよという気持ちがあったればこそ築地の評価が高まったのだ。その気持ちをげんなりと消沈させるものが、土建屋だとか不動産屋、そしてその裏で金の力で糸を引く金貸しだった。
メチャクチャに汚染された東京ガスの汚染土壌。それが、テンコモリの豊洲に、市場を移転する。これを聞けば、寿司屋でトロをつまむ手も、思わず萎えてしまう。
政治なんて言うのは、戦後の米軍支配構造のなかで、奇形的に育てられてきた、脳みそがカタワなものが担ってきた。なので、人々のまともな感覚が、おもいっきり欠落している。
美味いものを喰って、あたりまえに幸福感に浸る。
この人間的な感性を、あろうことかカネに変えようと謀んだ。
金融には
先物買いという
手練手管がある。
劇安になる仕掛けを作っておいて、先に高く売りつけておく。
そして安くなった時点で買えば、大もうけが出来る。
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