本日は日曜なので、
もっと別の記事を用意していた。
しかし、汚染対策の土盛り をせずに、
その上には建屋が建つので
ごまかしても平気と、舐めたマネ。
早朝の記事を読んで、
やっぱり、これは書かずにはおれない。
東京・築地市場移転
都、独断で盛り土中止 小池知事、再延期検討示唆 豊洲・建物の下
毎日新聞 2016年9月11日
東京都の小池百合子知事は10日に記者会見し、築地市場(中央区)からの移転を延期した豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策で、本来実施されるはずだった主な建物下での盛り土が行われていなかったと発表した。盛り土は専門家会議の提言によるものだが、都は独断で工法変更して公表していなかった。小池知事は安全性を再調査する方針を示し「予断を持たずに考えたい」と移転の再延期や中止の検討も示唆した。(3面に「質問なるほドリ」)
豊洲市場(約40万7000平方メートル)は土壌から基準値の約4万3000倍のベンゼンが検出された。都は対策として地表から深さ2メートルの土を除いた上で高さ4・5メートルの盛り土をし、その上に建物を建てたと説明してきた。
実際は、水産卸売場棟(床面積約5万4000平方メートル)▽水産仲卸売場棟(同約3万5000平方メートル)▽青果棟(同約3万5000平方メートル)−−など主な建物の下は盛り土がされず、床下が空洞になっていた。水産卸売場棟の床下には、地下から染み出たとみられる水がたまっていた。
(記事の全文は、こちら をクリックしてご覧ください。)
4.5メートルの
盛り土が無かった。
『その後に配管や電線などを地下に敷設する必要性が判明、都の判断で盛り土を中止した。』 どと都が説明しているようようだが、普通に考えれば、これは手脱ぎで工事費のコストを、
ビックリ ポンと
盗むため。
こう考えるのが順当だ。
東京オリンピックでも、普通で二倍、わが郷・左近尉のシビアな感覚では、三倍に工事費を水増しさせていた。
今度は汚染対策の盛り土をせずに、その膨大な費用を盗んでいたと思われる。
二重国籍の国会議員は要らない。
そして、都民のための立派で安心できる新魚市場を建設する。この目的とは裏腹に、安全性を無視したとんでもない、手抜き工事をしてしまった。これでは、世界に冠たる、日本の台所に泥を塗るどころか、ダンプトラックで何百台もの、ヘドロをぶちまけたようなものだ。これを国辱と言わずに何を国辱と謂えばよいのか。ネットは不正を許さない。この風に乗って、小池百合子氏は都知事選で圧勝した。
そして、今まで都民が不審に思っていたことを、明るみに出してきた。
土建屋政治、
この公共工事で大金を騙し取る。
小沢一郎に代表される、古い政治はもうほとんど駆逐されてしまった。
しかし、都などの地方自治体では、まだまだ蔓延っていた。
いつの都知事の時代の事なのか。その政治的な責任だとか、もちろん業者だとか都の役人の責任も追及されねばならない。
このままでは、来年の移転は無理なのだろう。
そもそも、豊洲への移転自体が、おかしな雲行きだ。
まずは、どんだけ、出鱈目なのかの徹底的な検証が、なされねばならぬ。
わが郷では、小池氏のことを新自由主義だとして、評価はしてこなかった。しかし、この市場移転の再チェックに関しては、新都知事のスタンスを、全般的に支持せざるを得ない。
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