10年債落札利回り、最低更新=マイナス0.096%
2016 年 5 月 10 日 18:00
財務省が10日実施した償還期間10年の国債入札は、平均の落札利回りがマイナス0.096%となった。4月5日の前回入札で付けたマイナス0.069%を下回り、過去最低を更新した。日銀のマイナス金利政策に伴う市場金利の大幅低下を反映した。
今回の発行額は約2兆4000億円。額面100円当たりの落札価格は平均101円95銭で、表面利率(利息)は年0.1%。落札した金融機関は10年の満期まで保有した場合、元本100円当たり利息を合わせて101円しか受け取れない。一方、国は今回の入札で借金をしても、最終的に約230億円の利益を得ることになる。
[時事通信社]
http://jp.wsj.com/articles/JJ10247410606987274472117910414463002312263
国債は 民度の指標 【わが郷】
上のグラフと国債は 民度の指標 は、 2013 09 24 の投稿記事へのバナー。どちらでもクリックすると、その過去記事がひらく。
かなりおちゃらけた、国債罹患指数の計算式というモノがある。
一つの指標として、国債発行額やその残高、そして、その加重平均利率がある。これらから構成される指標を、仮に国債罹患指数とよぶならば。
B = (K+ Z)× P
B : バーバリアン指標。俗には、馬鹿度とも言う。
K : 年度内国債発行額。
Z : 前期までの累計残高。
P : 国債利率
その式で計算すると、なんと 『馬鹿度指数』 が、現在はマイナスとなる。つまり最近の官吏や政治家の、資質は良好であった。などとなってしまうのだ。
そもそも経済は私的な活動であり、官吏とか政治家がからむと、ろくな事にならない。
わが郷・左近尉は自由主義経済が、共産主義などの計画経済よりも、まさっていると信じている。同じ価値を有する商品ならば、少ないコストで使用できる物を、人々は選んで買う。同じ価格ならば、より品質の高いものを人々は求める。
これが計画経済では、官吏とか政治家が計画して作った物しか買えなくなる。
つまり、自由な競争がなくなり、権力を持つ物の勝手が優先される。
左近尉の経験から言えば、公共工事は民間工事よりも、何割も高くなる。
そもそも入札なんて、馴れ合いで出鱈目。
つまり原理的に解析しても、公共工事などは『スターリン主義(共産主義)』の弊害が顕著で、ろくなものが出来ない。最近では羽田空港滑走路の、まるっきり手抜きな、液状化防止工事が露見している。
当ブログの管理者は、家屋敷を銀行の手下の不動産屋(実際はヤクザで、隠れた暴力団)に獲られたので、しみじみと解ることがある。小泉金融改革の後では、銀行など金融から金を借りて仕事をする。そのような酔狂な人はめっきり減ってしまった。
企業活動が行われていて、関係業者も付き合ってくれている。従業員は会社があるから喰えている。だが会社は儲けがほとんど出ていない。このような状況では、資金繰りする会社の財務担当も、銀行の得意係も、苦心して貸し付けを継続する算段をしたものだ。それが、小泉純一郎の暴力団政治になって、トット、トットと担保は処分されて、事業は継続が出来なくなった。当時は中小企業が、こうして潰された。そして最近になれば、パナソニックだとか、シャープだとか、そしてキムチの人脈の濃い東芝まで、解体されてシャブられはじめてしまっている。
構造改革とは、きわめて簡単に、はしょって謂えば。
ヤクザが
イチャモンをつけて、
会社を脅して
カネにする。
昔の政治家だとか起業家は、戦争を軍隊の中で経験した。
なので、ヤクザなんか怖くはない。
軍人でも将校ほどになれば、自分の拳銃をもっていた。
なのまでヤクザに脅されることもなかった。
それが戦後世代になって、ヤクザなんて単なる詐欺師だ。この現実さえ判らなくなっている。ヤクザが何かすれば警察を呼べばよい。この根本原理さえ辨えない。それで、上は閣僚だとか国会議員、したは地方の官吏まで、金貸しだとか経営コンサルタントを名乗っている、そのようなヤクザの言いなりになっている。
なので政治家に財政出動を任せれば、ヤクザが集ってきてダニのように甘い蜜を吸う。
一般の経営者は、もうほとんどが銀行なんかと付き合わない。
それで銀行など金融は、国債などを買って、金融業をやつているフリをせねばならない。
思い出して欲しい。
大きなカネの貸し借りがあれば、あら不思議ということで、現金を印刷することが出来るのだ。
だが是って、まっとうな経済活動ではないのは、辺り木車力の車引き。
大災害のときには致し方ない。
財政出動で早急に
インフラなどを復興させねば。
しかし、自由経済が破壊されたので、政治家とかの主導の、公共投資に経済の発展を委ねられるのか。ソ連の計画経済は破綻して、国家自体が滅んでしまった。アメリカの巨大金融のオモチャになって、ビックリスリーはビックリポン。みんな経営が左前になった。それも是も、小臭いヤクザ金融が、アメリカでは二つに統合された。これで目出度く、ソ連型の計画経済のお仲間入りだ。それで、結果としては、日本などでは、国債の金利がマイナスになる。
そろそろ、馬鹿度指数の評価も見直さねば。
金融は実物経済の、決済機能だとか、投資機能を分化して、独立した企業体としたものだ。
それが、二代目が尊大になり、三代目が決定的な馬鹿となった。
金融などは、実物経済の資金繰り担当係り。
この立場を忘れて、天下を取ったとでも思ったのか。
だれもこのような馬鹿は相手にしない。
それでカネを貸したくても借り手がいない。
ならば国債でも買うしかない。
マイナスとマイナスとを掛け合わせれば、数学の世界ではプラスになる。
しかし現実の、馬鹿とお馬鹿を掛け合わせれば、より大きなマイナスになるだけだ。
経済の成長を国債などの公債に頼る。こうすれば政治とか行政は腐敗する。
日本の場合は、国債を買っているのが、日本人だから大丈夫。
だ、なんて暢気なことを大勢が騙っている。
なあに、買っているのは殆どがアッチ系だ。
アッチ系の財布がふくらんで、またしても銀行などの金融に、預けられるお金が増える。まともな事業者は、ヤクザ金融などからは金を借りない。ならば、やっぱり小臭い、あれっ、国債でも買うしかない。それで、腐った支配層と、当たり前の日本人とで、この日本が二分化されてしまう。国債増発容認派は、アッチ系の政治利権屋だと知るべし。
さてこれからが見物となる。
普通の日本人が、この巫山戯た現実を知ってしまう。
アメリカでは、目覚めた層が、トランプ氏などを、とりあえず買っている。
まあ、日本では橋下徹氏などの、新しい人形が売れたときもある。
やっぱり、本物が出てくるのには、まだまだ時間がかかるのだろう。
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