トランプ氏の真実。

［インディアナポリス（米インディアナ州）　3日　ロイター］ - 11月の米大統領選挙に向けた候補指名争いは3日、中西部インディアナ州で予備選が実施され、共和党は獲得代議員数で首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏が勝利した。テッド・クルーズ上院議員は選挙戦からの撤退を表明し、トランプ氏の指名獲得はほぼ確実な情勢となった。

オハイオ州のジョン・ケーシック知事は指名争いに残る意思を示しているが、トランプ氏との差は大きく、トランプ氏優位は揺らがない。

トランプ氏は、インディアナ州予備選での結果について「素晴らしい勝利」と表明。「クリントン氏は通商を理解していない、良い大統領になれるわけがない」と述べ、本選に向けてクリントン批判を強めた。

共和党全国委員会のプリーバス委員長はツイッターで、トランプ氏を事実上の党指名候補と呼び、クリントン氏打倒へ党内結束を訴えた。

民主党の予備選は、バーニー・サンダース上院議員が勝利したが、ヒラリー・クリントン前国務長官の指名獲得は既に濃厚になっている。
http://toyokeizai.net/articles/-/116666

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日本の旧民主党支持者なんぞは、経済のことなんか判らない。それで共産主義の思想は素晴らしいとか、思ったりもしている。しかし、あまり過激なのはよしにして、民主党だか社民だかをなんとなく支持してきた。

これに対して自民党の支持者は、上昇志向の高い庶民が多い。

なので経済学なんかも、囓ったりはしている。

自由経済で上に這い上がるには、そうとうの苦労とか努力が必要だと知っている。

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より良いモノを、より安く提供出来る。

これが生き残る原理ではある。

しかし、政治権力だとか、もっと確実には、

　　　巨大な資本を手にした者が、

　　　勝者の独り占め。

ならばこそ、より安く仕入れて、より多くの利益を得る。支那との関係を強くして、アメリカの生産者を切り捨ててきた。これが構造改革で結局は、じわりじわりとアメリカの購買力を蝕んできた。キノコは木などに取り憑いて、枯らしたり腐らせたりする。日本社会に取り憑いた腐朽菌は、国際金融主義。構造改革主義というキノコを頭に生やして、技術とか資本という胞子を、国際的な自由の風に乗せて、激しく飛ばしまくってきた。

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それで、例えば自動車工業の中心都市、デトロイトはまるで爆撃を受けたような、廃墟のような街になってしまった。

日本だって、

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イオンなどの郊外型大型店ができて、旧市街はシャッター通りになってしまった。

民主党が民進党となっても、もちろん構造改革を進めた自公なんぞには、望むべくもない。

これと同じ事が、もっと激しくアメリカでは起きている。

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TPPにトランプ氏も、そして口先ではヒラリー・クリントンも言っている。そして、トランプ氏はカネのかかる日米同盟は見直すべきだと言っている。アメリカが支那などから核攻撃を受けても、日本が米国を助けたりは出来ない。ならば、日本も核武装をして、応分の軍事力を付けるべし。70年間のあいだ、核戦争は起きなかった。これは核兵器が山ほど積み上がっていたから、核戦争をすれば世界が滅んでしまう。そのような危惧があったればこそ。サヨク諸君は苦労知らずのおぼっちゃま、とかお嬢ちゃん。世界は深海に潜む、核ミサイルの暴力で護られている。

トランプ氏は、この事を知っている。

そして、アメリカが貧しくなったのは、軍産が富を独り占めした。この事を、良くも悪くも知っている。

それで、もしもトランプ大統領が誕生したら、世界は、日本はどうなるのか。

安倍政権は、極東米穀軍、つまりゴロツキに怯えて、TPPで前言を翻して、国際金融の用心棒に媚びを売った。

まあ、トランプ氏の場合も、似たようなことになるのだろう。

来年のことを言えば、鬼が嗤う。

そして、誰が大統領になるのか、まだ流動的だ。

読者諸氏は、わが郷・左近尉を呆れて嗤うしかないのだろうか。

しかし、まあ

トランプ氏は庶民の意を汲んで、今までのマスコミが垂れ流してきた嘘の経済や政治ではなく、真実を多く語ってきた。

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