他人の不幸は蜜の味。
庶民をいたぶって、金持ちが
もっと豊かになる。
構造改革と消費税は、対になっている。
2016年1月28日20時56分
■甘利氏の会見の主なやりとり：２
次に平成２６年２月１日に面会を設定した経緯および、５０万円の授受の状況などについて、Ａ秘書が弁護士に説明した内容を申し上げる。１月２１日午前１１時半ごろ、総務担当者が相談したいことがあると言い大和事務所にやってきた。Ｓ社が使っている土地上の社屋を移そうと思い、新しい土地を掘ったら産廃が出てきたので、Ｓ社の敷地の産廃撤去を（千葉県）企業庁にお願いしたいという話だったと思う。総務担当者が大臣に会って話がしたいと言うので、２月１日、大和事務所で大臣のアポをとった。ただ総務担当者は、産廃の件よりは、どちらかと言えば、前回大臣室に行った時は社長ばかりが話をしていて総務担当者の影が薄かったので、今度は同人が個人としてお祝いをし、大臣とつきあいたいという希望だった。
記憶の限りで…「紙袋をいただいたと思う」 主なやりとり（１）
甘利氏Ａ秘書「誘惑に負けた」 主なやりとり（３）
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２月１日、面談の前にＡ秘書の方から大臣に詳しい説明などはしていなかったが「敷地の下から産廃が出てきて、ＵＲ、企業庁と問題があるようなので話を聞いてもらえますか」という程度の説明をしたと思う。面会時間は２０～３０分くらいで雑談がほとんどだったと記憶している。産廃の件については総務担当者はファイル２冊くらい持ってきて説明をしていた。
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実に巧妙に、とりわ周到に計画された、その罠にはまってしまった。
まずは挨拶だけ。
つぎも、似たようなもの。
そして何度かめには、｢お茶でも。｣ とかの話になる。
話はかわるが、わが郷・左近尉のお世話になった、老舗旅館がのっとられた。そのときは、20年以上もじっくりと時間がかけられた。もうあれから 40年も経っている。それで、今になってはじめて見えてくるモノがある。社長は入り婿で、その倅の嫁さんがたぶんアッチ側だった。要所要所に、その手の人間が配置されて、気がついたときには、とても回収不能な投資をしてしまっていた。ホテルは倒産し、競売でアッチが、元値の十分の壱で落札した。
構造改革は、コストカットで利益を出す。
その利益を企業の所有者が、手に入れることを最重要の課題とする。
つまり、10%の利益を計上すれば、間違いなく再投資は 90%の限度内でしか出来なくなる。企業の儲けとか云う、金融の眼鏡で見れば、企業が縮小経済に落ち込むことが見えていない。日本は米国をはじめとして、ＡＳＥＡＮそして支那へと、虎の子の資本を投資してきた。それで、日本国内にはカネがなくなってしまった。
湯田菌が総身に周り、菌糸が体中から体液を吸い取ってゆく。
産廃屋の汚い意図でまみれた、そのカネが ｢秘書｣ の身を雁字搦めにした。
そして、甘利大臣の信用を、蝕んでいった。
企業管理者がカネを使ってしまった。
秘書が使い込んでも、企業の所有者が使ってしまっても、経済の現場は貧血になる。信用もなくなる。
やっぱりカネに負ければ、頭にキノコが生えてしまう。
甘利氏が、『いい人と付き合ってばかりでは、選挙には勝てない……。』 などと釈明していた。
これを、脇が甘いと言うことが出来る。
とにかく、嵌められた。
TPP も嵌められて、とれるべき関税を、ほとんど失うこととなる。
紙袋の中には、大臣就任お祝いの品物が入っていた。
羊羹だと思ったのだとか。
しかし、中身は 500万円の札束だったのか。
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