見えない部隊

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毎日新聞が伝えた、31日の報道では

｢エジプト・シナイ半島北部ハサナ郊外で交信を絶ち、墜落した。生存者はいない。エジプト当局によると、機体に技術的問題があり、テロの可能性は低いという。｣　

(※ 1)

と言うことで、テロの可能性を、何となく否定していた。

それがどうも、最近のニュースを見てみれば、

やっぱり飛行機爆発テロの様相が濃厚だ。

観光で食べている、そのようなエジプトにしてみれば、テロともなれば観光客が激減してしまう。

日本では昨年、御嶽山が噴火して多くの犠牲者が出てしまった。噴火被害の予測をシビアにすれば、観光客が減ってしまうとの、おもいも有ったのだろうか、気象庁とか地元自治体などからの、危険だというアナウンスは無かった。

ロシア大統領・プーチンは、シナイ半島とロシア間の航空機をすべて飛行禁止にした、乗客の安全とテロの予防を考慮すれば当然の措置ではある。

丑の刻参り【ことばの説明】

旅客機墜落ロシアとエジプト首脳が電話会談

11月7日 11時52分

エジプト東部で墜落したロシアの旅客機を巡り、テロの可能性があるとの見方が広がるなか、ロシアのプーチン大統領とエジプトのシシ大統領が電話で会談し、エジプトに滞在するロシア人の安全に向けて両国が協力することで一致しました。

エジプト東部で先月３１日にロシアの旅客機が墜落し、乗客乗員２２４人が死亡したことを受けて、ロシア政府は６日、墜落の原因が明らかになるまで、両国を結ぶすべての便の運航を停止することを決めました。
エジプト大統領府によりますと、シシ大統領は６日、プーチン大統領と電話で会談し、エジプトに滞在しているロシア人観光客の安全に向けた両国の協力や、ロシアの航空機への安全対策を強化することで一致したということです。
また、ロシアとエジプトを結ぶ便の運航をできるだけ早く再開することでも合意したとしています。
旅客機が墜落した原因について、ロシア政府は公式な調査結果を待つべきだとしていますが、アメリカやイギリスは過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートの関連組織によるテロの可能性があるという見方を示しています。
エジプトにとっては、滞在する外国人の安全に配慮する姿勢を示すことで、主要産業である観光への影響を少しでも抑えたいというねらいがあるとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151107/k10010297571000.html

世界の航空機【映像・検索】

手荷物検査などの、

落ち度があった。

もしも、爆発物が機内に仕掛けられて、その爆発が墜落の原因ならば、エジプト側の大きな過失である。

ならばこそ当局は、はやばやと、『機体に技術的問題があり、テロの可能性は低いという。』などというデマ情報を垂れ流した。

IS(イスラミックステーツ)は、この世から戦争がなくなっては困ってしまう。そのような勢力が陰ながら支えている。陰謀論とか言うのがあって、例えば御巣鷹の尾根に墜落した日航123便は、ミサイルで撃墜された。とか云うのがある。わが郷では、『まさか～ぁ。』とか思っているわけで、あれはやっぱり圧力隔壁の不良工事が原因なのだろう。ところが最近のロシアでは、カザール帝国を憧憬する者たちが、ロシアから旧版図を奪い返す。などと、本気でおもっている連中がいる。それらが実に様々な陰謀やら、テロやら、あるいは大物政治家とかまでも動かして、蠢いている。

今回のロシア旅客機の墜落は、どうも機内に設置された、爆発物によるテロのようなのだ。

テロ組織のもつロケット砲などでは、10㎞もの上空を飛行する航空機まで、ミサイルを打ち上げることは出来ない。

これを撃ち落とすには、日米とかロシアなどの先端技術兵器を開発できる、特定の先進工業国だけに出来ること。そして、そのシステムは複雑で実に多くの機材から構成されている。ならば、このような部隊規模が運営する兵装を展開していれば、どれほど目立ってしまうことか。

　　　　　　　　　source

IS(イスラミックステーツ)のデマ情報は、そのような高度な兵器を彼らが保持しているとの、強がりなのだろう。

爆弾を使った航空機テロは、徹底的で完璧な検査態勢を作られてしまっては、その可能性がゼロになってしまう。

ところが、地対空ミサイルならば技術論的には、旅客機などの対空防御システムの無い航空機は、たやすく撃墜できてしまう。

　　そして、

　　イスラミック・ステーツが

　　もしも是を

　　実際に使用した。

なんて事になれば、そのシステムを引き渡したが、あるいは盗まれた国がどこなのか。きわめて重大な国際政治問題が起きてしまう。

いくら何だって、米欧などの兵器先進開発国が、そのような無謀なことはするはずもない。

爆発物を仕掛けた、その犯人をロシア当局が補足できるかどうか。

このあたりが、次のポイントなのだろう。

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