甘い汁の時代は、
もう終わりなのだ。
経常収支の推移(1980~2015年) 【世界経済のネタ帳】
上のグラフで
赤の折れ線が日本。
2011年の福島第一原発事故の、影響がどれほど甚大だったかが歴然ではある。
特亜キムチのアンポンタンには、原発などと謂う、やっかいな代物は管理など、どだい無理なのだ。なので、サヨク・キムチ等は 『原発を全廃しろ』 等と喚いてきた。何のことはない、キムチたちが、ゼ~ぇんぶして、このような管理の仕事から降りて、まともな日本人に仕事を引き渡せば済むことなのだ。
その表面的な責任者は、東電の幹部である。
しかし、本質的には
東電株の高値維持を目指した、
構造改革主義が元凶なのは、
いまでは誰でも知っている。
今度のグラフは
ドイツとギリシャの比較。
赤がドイツで青がギリシャだ。ドイツはダントツで、ギリシャは 2001年あたりから沈降が目立っている。世界構造改革というか、金融改革でカネの貸し借りが世界規模で自由化が進んだ。それで、ギリシャの高級官僚とか政治家がカネに釣られて、借金経済にのめり込んでいった次期が是。本日の顔のお方が、ギリシャ政治の舵取りをしていた頃だ。
ギリシャ:財政再建関連法案を可決 危機脱出へ荒療治 【毎日】
2010 05 07
【アテネ藤原章生】ギリシャ国会は6日、欧州諸国と国際通貨基金(IMF)から3年間で総額1100億ユーロ(約12兆7500億円)の大規模融資を受ける条件となる政府提出の財政再建関連法案を可決した。法案には公務員給与や年金の削減、増税などが盛り込まれ、財政危機脱出のための荒療治といえるが、国民生活を疲弊させ、デフレにより債務状況をさらに悪化させる危険もある。
(記事の全文は、こちら をクリックして御覧ください。)
上の記事は、5年前の古い記事です。日本で言えば小泉改革の 『痛みを伴った改革』 の時期と本質的にはかさなる。
ギリシャ議会の経済政策案の承認が不可欠-ドイツ財務省
2015/06/23 05:08
(ブルームバーグ):ドイツは同国議会がギリシャ支援を承認する際の条件をまとめた。ドイツはギリシャ議会にまず経済政策の修正案を成立させることなどを求めている。
独財務省はユーロ圏当局者に提出した文書で、ギリシャ救済プログラムが6月30日で期限を迎える前の数日間で、ドイツが「議会の通常手続き」を進めるには時間的な余裕が少な過ぎると述べた。ブルームバーグが入手した同文書によると、ドイツ議会が緊急手続きを行使することは可能だが、それにはギリシャとの合意が成立し、合意内容の「質と説得力」次第である可能性が高いと記述された。
22日付の独財務省の文書は、「他の欧州諸国議会が承認を下す前に」、ギリシャ議会が改革事項などに関するスタッフレベルの合意を「先に承認する」ことが不可欠だと指摘した。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQCZPJ6VDKHT01.html
貧乏な国にカネを貸しても、返してもらえないことが多いものだ。昔ならば軍隊を出して植民地にした。しかし現代では、それはできない。韓国のように政府を、無能な政治家とか官僚で固めて、湯田屋の町衆が裏から管理するという方法がある。しかし、イタリアの現政権は現在のユーロ圏から離脱して、ロシアなどの支援を受ける。などという覚悟もありそうな、やっかいな政権となってしまっている。あまりにも阿漕に収奪を強めた。仏様の鼻の穴をほじくりすぎれば、米がでなくなり泥が出てくる。
もう泥水が出はじまっているのに、
ドイツ財務省は
もっと鼻の穴を穿てと、
本当に思っているようだ。
そもそも、ドイツなど欧州の政治経済を裏から仕切っているのは、ユダヤとかその他の小臭い金融の旦那衆だ。カネを貸して金利を取る。しかし、この営業スタイルは、焦げ付いた場合に担保を取り上げるという、面倒な仕事が残っている。それで最近の金融構造改革では、企業に株式を上場させて、配当なりを強制的にとりあげる。つまり、手間を惜しんで手抜き金融にシフトしてしまった。たとえば東芝のように、ムリムリな決算書を作らせて、かえって企業価値を減じさせる、そのようなお馬鹿までやっている。無理に利益を計上する。そのような経営では、再生産にまわす資金が枯渇する。ならば、その企業は倒産する。これをバルクセールして、大手が美味しい部分を企業内に取り入れる。しかし、大手の国際企業・東芝までもが、怪しい決算書をつくるまでに、国際的な経済状況は悪くなっている。ソ連は健全な企業競争のない、全体主義経済なので腐敗した。米欧の経済も、あまりに企業単位が巨大化してしまった。なので、東芝のような腐敗というか、立ち枯れ現象まで生じてしまう。
もう世界規模の経済をみまもっている、巨大な仏様の鼻メドをほじくりすぎた。
ユダヤだか湯田屋だかの、小臭い金融の旦那衆は、チマチマした算盤ははじける。
しかし、世界経済を俯瞰的に見る、巨視的な視点はもっていない。
なんとならば、世界構造改革をはじめるに当たって、意図的にケインズの国民経済学を貶めてきた。そしていつの間にかに、金融の跡継ぎたちも、経済を巨視的に見る視点を失ってしまった。第二次大戦の戦後世代の、二代目三代目が怠惰を覚えたので、『経済の伸びしろに逢わせて、金融資金を注入する。』 などという金融業務の大原則を、すっかり失念してしまった。
もう、ユダヤというか湯田屋式金融は、黄昏を迎えているのだ。
再生産の資金まで、金融博打につぎ込んでしまった。 ポチっ とお願いします。
2010 05 09 「国際金融」にもてあそばれる、ギリシャの政治と経済 【わが郷】
ギリシャ経済の資金不足 これが、経済困難の本質的な原因です。そして、これは人為的なものなのです。日本では小泉構造改革政治で、貸し渋り・貸しはがしが厳しくなり、一般国内産業は苦しくなりました。ギリシャなどの地中海諸国の経済が、元気がないのはもっと昔からでした。税金のかからない密輸タバコの話しは30年も前からのことです。
世界金融資本、このような上品ぶった名前より 『湯田菌』 のほうが似合っています。この詐称 「国際金融」 は日本などの 「カネあまり」 の国々から、甘言で資金を集めて「田舎政治家」 の支配する、ギリシャやスペインへ等へ貸しました。
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