1956年11月4日に新たなソビエト軍部隊
(戦車2500両・15万人の歩兵部隊) が侵攻した。
これで、ハンガリーの市民蜂起は鎮圧されてしまった。
今から、約 60 年 も昔のことだ。
なので、この対立の図式で考えれば、当然のことだが現実を見誤る。
(金貸し衆のチンドン屋・マスコミは、わざとミスリードして、湯田屋のあくどさを覆い隠す。)
現在のロシア国内では、ネムツォフのような新自由主義者は、ほとんど支持さておらず、支持率は、5%にも満たないと云われている。たいして、プーチン政権の支持率は、なんと 85%もあると謂うのだ。
ところで、
こんどは本日の課題として取り上げた、
ハンガリーのこと。
1989年6月 25日、ハンガリー急進改革派のニエルシュは 「スターリン主義とプロレタリア独裁から決別する」 と表明し、複数政党制の導入を決定して一党独裁を放棄した。
(今日一日で、何でもかんでもは無理。なのでこの辺りの詳細は、後日追記と言うことで。)
ところが実現した自由とは、金貸し達の 『好き放題に人々を搾取する自由』 だった。
Kocsis Orsi 嬢は、裸一貫で西側にわたり、それこそスッポンポンで働くしかなかった。
2010年4月の総選挙でフィデス党首に復帰した、オルバーン・ヴィクトルは議会の 3分の 2の議席数を確保する地すべり的勝利を収めた。同年 5月29日に、8年ぶりに首相に就任した。スターリン主義と果敢に戦った民主化の闘士は、今は 西側の スターリン主義 とも言える、金貸し衆の グローバリズム と戦っている。スターリン主義は人々を一党独裁・自称共産党の圧政の下に於いた。
そして、1991年の ソ連崩壊後に本性を露骨にしてきたのが、巨大金融の小臭い金貸し (グローバリズム) だ。こいつらは全世界の人々を、カネの力で 『奴隷化』 せむとしている。
ハンガリー、ギリシャ…
欧州団結にくさび打つプーチン政権
「露なしに経済も安保もなし」
記者会見するプーチン大統領=17日、ブダペスト(ロイター)
【ベルリン=宮下日出男】ロシアのプーチン政権が、エネルギー供与などを軸に欧州諸国の連帯に水を差すような動きをみせている。ウクライナ情勢をめぐる対露制裁の足並みを乱す狙いもちらつく。ドイツなど欧州の主要国は神経をとがらせているもようだ。
「ハンガリーの友人が望むように解決された」
プーチン大統領は17日、ハンガリーのオルバン首相との会談後の共同記者会見で、今年で契約が切れる天然ガス供給の延長問題で合意したと表明。黒海を経て欧州にガスを運ぶパイプライン「南ルート」の建設計画が中止されたことをふまえ、トルコ経由のパイプライン建設で協力を進めることでも一致した。
オルバン氏は現在の欧州連合(EU)で、プーチン氏と「最も緊密な関係」にあるといわれる。ガス需要の約7割をロシアに頼る事情も背景にあるが、プーチン氏の政治手法をたたえるような発言をし、EUの対露制裁にも批判的だ。17日の会見では、「ロシアなしで欧州経済の競争力もエネルギー安全保障もない」と強調した。
今月初めにはメルケル独首相がハンガリーを訪れ、欧州との協調を促したばかり。地元メディアは、プーチン氏の訪問は「ハンガリーを自らに引きつけるのが狙いだ」と報じた。
ギリシャの新政権は発足直後、EUの対露追加制裁に一時反対ともとれる動きをみせた。財政緊縮策を伴うEUの支援見直しに失敗すれば、「次善の策」(カメノス国防相)として、ロシアなどに支援を求めるとの声も上がる。ラブロフ露外相は11日、訪露したギリシャのコジアス外相に「求めがあれば検討する」と揺さぶりをかけた。
プーチン氏は昨秋、EU未加盟のセルビアを訪問し、良好な関係の維持を確認。メルケル氏はこのときも、バルカン諸国や周辺のモルドバなどへのロシアの影響力拡大に警鐘を鳴らした。ロシアのこうした動きついては、「もはや問題はウクライナだけではない」(英紙フィナンシャル・タイムズ)と欧州メディアからも警戒論が出ている。
http://www.sankei.com/world/news/150218/wor1502180039-n1.html
オルバン首相の思惑
ハンガリーのガス消費量は年当たり約 9bcm(bcm=10億立方メートル)に減少している。これはガスプロムから購入すると 1995年に約束した量のざっと4分の 3でしかない。
オルバン氏は、この交渉によって有権者が支払うガス料金の引き下げを継続し、低下基調にある自分の政党への支持率の回復につなげたいと思っている。これは同氏が自らの再選を決めた、昨年の議会選挙のほんの数日前にも用いた戦術だ。 (※ 1)
わが日本国の安倍首相には、二つの顔がある。
一つは日本国自立の旗手としての、靖国神社を参拝する、右派としての顔。
そしてもう一つが、屁垂れアンポンタン・サヨク自民党の、構造改革主義者としての、小臭い金融に媚びる顔なのだ。
相手国を
軍事力で、
強烈に 破壊する力。
是をもたない国は、たとえ日本のような経済大国でも、相手と明確に対立する国際政策は、打ち出すのが躊躇される。
それで、日本もハンガリーも、軍事大国の言い分に、ニコニコしながら同調せざるを得ない。
なれど、政治的な発言者の個人を特定して、その頭の上に、核ミサイルを落とすほど、緻密な政治など出来はしない。ならば、屁垂れな政治家に代わって、意見のあるものは、どんどん直截な批判なり、政策なりを発信すればよい。
政治家は、ナイーブな理想を語っては、国を危うくする。
しかし、国民にはそれぞれの、曲げたくない理想がある。
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本日の話題の記事
(※ 1)
2015 02 19 ハンガリー首相、EUの取り決めを無視してプーチン氏と会談 【jbpress.ismedia】
【JETRO ユーロトレンド 2002. 7】 中欧の自動車産業 (チェコ ハンガリー)
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