出番なんですけど

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貿易拡大　が自国経済の空洞化をもたらす。

企業単位で見れば、蓄財となるが

国家経済的な観点から見れば、労働力付加の富が外国に流出してしまうこととなる。企業には、社内留保という幻の通貨が蓄えられるが、巨大企業の奇形化が更に進み、それに「飼われた」政治も亦奇形化が、ドンドコドンと進む。

巨大企業が寡占している業界では、競争が適切に行われず、みんな揃って圧力団体。それで、儲かっているのに「省エネ補助金」とか、「再生エネルギー買い取り法」で、カネのない政府から補助金をむしり取った。消費税でその穴埋めで、貧乏な庶民に付け届け。厚顔無恥なら可愛いが、実際は強欲で弱いもの虐めにすぎない。

冷戦時代は、自由経済諸国の軍産の利益と、スターリン主義諸国の軍官僚の利益は、紙幣を刷り散らかすことで得られていた。ならば物価は上がりつづける。

グローバリズムの世界では、企業の利益追求が異常に昂進して、経済はかえって再投資が阻害され、経済は縮小する。物価が上がれば、経済が順調との判断は誤り。現在はアベノミクスの失敗で、輸入関係商品が価格高騰で、実質所得は減っている。そのうえ消費税増税で、実経済は痩せている。でっぷり太っているのは、寡占で温湯に浸かっている巨大企業と、オバカで無能な官僚とか政治家だけなのだ。

砂漠の水

階級対立を民族問題に、

すり替えて誤魔化す。

インドを植民地にした英国は、安い繊維で既存の国内毛織り産業を脅かしたが、蒸気機関とか自動織機の発明で、今度は他国の繊維産業をも圧迫した。金融の生み出す『紙で創られた金貨』の力は、他業種とか多くの人々の力を束ねる。それでイギリスは他国に先駆けて、産業革命を成し遂げた。

資本家と労働者の対立は上辺のモノで、本質的な社会矛盾は、金融業者の創り出す「貨幣価値 (銀行などが起業家にカネを貸すが、そのカネは信用創造という幻術でデッチ上げたモノ。) 」が、人々の汗の結晶である現物の商品と、まったく等価であるという、このまやかしに、人々が気づくことは極々希なのだ。

資本家と言えば金持ち、のようにも見える。

しかし、実際に起業して会社経営を行った者ならば、経営者がもっているのは、少しばかりの現金と、気が重くなる膨大な借金なのだ。そして、経営者にカネを貸している、銀行屋のことは、一般の労働者諸君からは見えない。そして、マルクスの資本論が、「労働者を搾取することで、根源的な資本の蓄積」などという、間違った経済関係の認識を広めたことで、金融の生み出す『幻の貨幣価値』などという、金融資本主義の本質的な問題が隠蔽されてきた。

最近はネトウヨの間からも、「アベノミクスの失敗」が言われることとなった。

金融緩和で生まれた「通貨」が経済の実体へ流れない。

そりゃそうだ。

中曽根とか橋本龍太郎の時代からはじまった、構造改革の本質は実産業部門からの、資本の引き上げなのだから。

企業は社会のためにあるのではなく、会社は出資者の儲けを生み出すためにある。つまり再投資はせずに、コストカットで利益を絞り出す。その財務諸表での表現が、利益を出すと言うこと。この構造改革の至上命題が有るかぎり、企業は利益を出して証券会社とか、投資家の歓心を買いつづけることとなる。つまり、利益至上主義の要請に従えば、新たな借金増加による損失の増加は、絶対に避けねばならぬこと。つまり、このような構造改革の、ヤクザ・コンサルタントに指南されている産業には、アベノミクスの矢は届かない。

つまり、安倍チンは経済が解っていない。

あるいは、知っていながら知らないそぶり。

　　これが政治家の、辛いとこ。

　　あるいは妙技なのか。

さて、話しは変わって、御嶽山の噴火災害のこと。

　　心肺停止【わが郷】

　9月に入って、

　50回とか、100回もの

　火山性地震を観測していた。

それでも、気象庁とか地元の自治体、ケーサツ、そして消防などは、入山規制をしなかった。それは、災害対策よりも、観光産業などの儲けを優先させたから。「水蒸気爆発はマグマ噴火に比べて予報が困難」等というのは、為にする言い訳なのだろう。

小泉政権も民主党政権も、尖閣に上陸した外国人を刑事訴追することはなかった。これって、日中経済での利益追求が、国家の安全保障に優先されてしまったが故のこと。

戦争の生き残り、それと戦後世代が営々と築いてきた、この日本の富を切り崩す。
そして、それを金に換えて、自分の世代だけで蕩尽する。
これが構造改革の本質なのだ。

民主党政権は赤ん坊で、ことの真実など、とくに経済のことなどてんで解らなかった。ところが、自民党はどうかと言えば、中学生程度の理解力は有るのだろうか。しかし、罪界に飼われたポチの本性は、ぬぐえない。本当は日本の経済発展が、少なくとも 3〜4%は最低で欲しいところ。物価を上げずに、生産を上げる。これは優秀な官僚とか経営者がいれば出来ること。しかし、日本にはこれが皆無に近い。経済のトップに君臨する、その金融が自分らの権威を保身する。その為には、実経済にカネを流さない。世界政治の法解釈論などでは、現実の矛盾は解析できない。経済の世界では、小臭い金融の膨大なロットの資金に、政治など飼われて鎖につながれて久しい。つまり米国に日本は従属している。なんて認識は、かび臭い時代遅れの、書籍の上とかクズマスコミ学問の与太郎理論にすぎぬのだ。巨大金融をどのようにコントロールするのか。これが今問われている。そして、誰もこの神の声が聞こえていない。

秀吉は廃刀令を出して百姓町人から刀を奪った。

構造改革は、利益最優先を謳って、経済を貧血にしている。

そして安倍内閣は、構造改革真理教に染まっている。

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　　テメエの銀行は、ブッ潰す。

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