細かいことを言えば、
オーストラリアのわが国への態度は、不遜なところも結構おおかった。
それが、日本の優れた潜水艦がほしいなどと言っていた。
新聞各紙の報道を観れば、どうも豪州への輸出は現実的になってきたようだ。
けちくさい言い方をすれば、日本の戦略軍艦の技術を「日本の潜在的な敵国・アメリカの手下」などに売って良いものか。
とか言うことだってできる。日本の場合は安倍自民党政権も、「伝統」にたがわず屁垂れであり、これを拒めない。そもそもがサンフランシスコ講和体制というのが、日本を押さえつけて弱体化したままでおく敵側の小臭い戦略だある。これを「日本国自立の日」とかいう自民党は、とっても惚けている。日本の戦略的な領土である台湾とか朝鮮半島、そして千島列島などの北方領土を強奪して、それを原爆とかのテロルで脅して、押しつけたのが軍備放棄を謳った「ヘイワ憲法」であり、日本の軍事的な攻撃権を否定した「アンポンタン条約」であった。そのアンポンタンで、軍備はもっていないはずの日本から、米国の手下の豪州が潜水艦を売って欲しいと頼んできた。まさかのこと、世界のケーサツを自認する、その米国が世界最強と噂されている、潜水艦の技術を譲ってくれ。などとは、世界最強の潜水艦部隊をももつはずの米国は言えない。
マスコミは 「そうりゅう型潜水艦」 のことを、ジーゼルエンジン型潜水艦と紹介している。
しかし、そうりゅう型の特徴は、静粛性が抜群のスターリングエンジンの、世界ではじめて大型潜水艦に搭載した。この事である。つまり、原子力潜水艦は騒音を何時でも出している。それゃそうだ、熱核エネルギー発生装置は、冷却を続けるために、何時でも動力を稼働させ続ける。これに対して、日本の最新式潜水艦は、原潜よりはるかに少ない音しか立てない。つまり、そうりゅう型潜水艦が、世界一隠密制が高い、攻撃型潜水艦だと言うことだ。それにいつかも書いたが、敵潜水艦とか、艦船を攻撃する魚雷も、世界一の性能を有している。
2014 09 09 19:20
日本と豪州が日本の通常動力(非原子力)潜水艦「そうりゅう」の豪州への供給をめぐる交渉を加速させている。弾みをつけたのは、日本がこれまでの武器輸出制限を緩和したことだ。日本はドイツ、フランス、ロシアに続く、世界市場における第3の輸出国となることが出来るか。戦略技術分析センターのワシーリイ・カーシンは次のように見る。
通常動力型潜水艦の需要は年毎に増大している。このタイプの潜水艦が、軍事的能力とともに、政治的意義をも有しているためだ。日本は長年、潜水艦部隊の拡充と対潜水艦兵器の洗練を最優先課題として取り組んできた。その清華たる「そうりゅう」型は、議論の余地なく、通常動力型潜水艦として世界で最も優れたもののひとつだ。しかし、そのことと、日本が潜水艦市場に先行進出している国々のライバルとなることが出来るかということは、別の問題だ。
(記事の全文は、 こちら をクリックして御覧ください。)
つまり、ロシアの声もデタラメを書いて、ロシアの潜水艦が圧倒的劣勢にあるのは、隠している。
択捉水道の峡隘な海峡に網を張ってまっていれば、ロシアの潜水艦が、カーコンガーコンと音を立ててやってくる。それを追尾して、適当なところでしかければ、露助の船は「火災を起こす」という算段となる。津軽海峡を浮上せずに潜行したままとおれば、冷戦時代に何度も、露助の水に沈んだままの棺桶は、何度も火災を起こしている。
これは、対アメリカ原潜に対しても、はっきりと言えること。
米露の戦略原潜が、日本にとって一番の脅威である。
なので、これを確実に葬るためにこそ、静粛性のごくごく高い、スターリングエンジンに日本は磨きをかけた。
ところが、
宇宙運搬船 「こうのとり」 の技術を、外国に売り飛ばした。
国賊・三菱の例もある。
自社の利益を、日本の安全保障とかよりも優先させる。
外交は大人げない言い方はできない。
ならば、日本は 「武器輸出禁止」 の国是がある。このように何故言えない。それは、累進課税の税制を破壊して、日本国政府の財政を破綻させた。これと同じように、国益よりも各企業の利益を優先させる。この売国政策を、ず〜っと歴代の自民党政権は、エスカレートさせてきてしまった。その結果が、失われた 20年であり、日本の産業は空洞化の度合いが今でも進んでいる。
大局的な視点で見れば、企業の利益確保は再投資の減少化を進める。
企業が利益を溜め込んで内部留保を厚くするのは、金融が貸し渋りになるのを見越してのこと。これは、グローバル金融政策の悪弊であり、小泉自民党の金融自由化とか、国内では貸し渋りによって、日本企業と金融との信頼関係は崩れてしまった。この政治的な責任を、自民党は自覚していないし、自称右派の諸君も検証していない。
政権の政策は国民の意思であり、
経済の外殻を企図するのは、政治の重要な役目である。民の竈 (かまど) が寂しくなれば、愛国心は薄れて、国力は弱まる。
また金持ち階層がカネに執着したままでは、いまのように経済界が罪界に墜ちたまま。
(つまり現状は罪界が、経営幹部の懐を肥やすことだけ励んだので、日本経済は停滞して、空洞化が進んでいる。これを見れば、潜水艦を外国に売れば、日本の防衛力に、ポッカリ穴が開く。)
「そうりゅう型」の潜水艦群は、その名が示すように、日本海軍の航空母艦とかの戦略艦につける名である。その戦略兵器を、ヘイキで外国に売り飛ばす。この感覚は理解できない。支那には習近平などという、守銭奴がいるが、それと此の売国は何処が違うのか。世界一の工業技術国・日本が、戦略兵器まで売りに出す。さすれば、世界の兵器開発競争に、その火に油を注ぐこととなる。これでは際限のない軍拡になってしまう。先帝陛下は黄泉の坂の向こうから、これを苦々しく御覧になられている。
まあ、潜水艦の性能を落として売る。
このような方法もあるのだろうが、今までの自民党のやりようを観てみれば、にわかに信用はできない。
河野洋平は自民党の大幹部である。
それが為した棄日は、大罪である。
戦略兵器を外国に売る。
これって売国以外の何物でもない。
さて、
ロシアと仲良くするのも、外交的にはアンポンタンに対するカードではある。
しかし、千島列島全部を返して貰うとか、ロシアが誠意を見せねば、平和条約締結なんて、あまりにも大きな利益供与になってしまう。日韓基本条約で、日本は韓国如きにさんざん舐められてきた。あまりにも親しくなりすぎれば、ロシアは日本をもっと軽んじる。
石油とか天然ガスを買ってやるのだ。との尊大な態度で臨めばよい。
国際政治、外交では 『他人の不幸は蜜の味』 なのは、冷厳な現実だ。
ウクライナでの米穀とロシアの対立は、結構毛だらけ。
その点での、安倍政権の立ち位置は、微妙にアンポンタンの柵から、離れているとも言ってよいのかも。
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