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中江滋樹を知ってますか

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 どれほど新聞やテレビが、与論操作に力をいれても、

野田佳彦政権の、デタラメさは隠しようがない。

 

 官僚利権政治のムダをはぶいて、財政を健全化する。

 派遣労働を止めさせて、雇用を安定化させる。


 つまり国民の生活が第一と、国民の期待を一身に集めて、政権交代を実現した。それが、三人の民主党首相のやって来たことは、これらの約束をことごとく裏切ることばかり。


 冒頭イメージの麻原死刑囚をみて、おいでになった方には申し訳ないです。ある意味期待を裏切っちゃったみたいです。本稿は彼を書かずに、「 兜町の風雲児 」 といわれた中江滋樹氏のことを書きます。ただ何故オウムの教祖を冒頭に出したかというと、似ていませんか。オウムの麻原教祖に。1980年代のバブル期に中江氏は、投資家から預かった数百億円の大金を、着服してしまった。それが今は刑期を終えて、出所しているので彼には 「 氏 」 をつけて、書かせてもらっている。

 

 この頃、左近尉は美術の勉強を、させて貰っていた。


 森本草介

   しかしなんだか、人々は難しい尺度で、絵とか彫刻その他、道具類をながめているようだった。当時はバブルと言われた次期だった。象徴的なのは、1985年のプラザ合意である。これ以前の日本経済は、円安だったので労働集約的な商品は、アメリカ等にどんどん輸出され外貨を稼いでいた。安いばかりではなく自動車や家電製品は、その耐久性の優秀さ等もあって、「 日本製は高級品 」 との評価も獲得した。なので為替レートが、どのように変化しようが、日本商品のこのような産品は、けっきょくは輸出力が衰えることはなかった。つまり早い話が、日本の工業力が、アメリカや欧州のそれを追い越してしまっていたのだ。為替レートは固着・恒久的な絶対価値の表現ではない。ある時点の相対的な、通貨の交換判断の指標にすぎぬ。なのでどれほど、為替が変動しても、一年以上の長期の貿易の流れをみてみれば、国家経済に打撃を与えることはなかった。

 

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  強い影響が出るのは自国通貨が、あまりにも安くなったときなのだろう。これは貿易商品の、絶対的な劣勢を示している。日本製品は1970年代には、アメリカに追いついていた。貿易の絶対的優位を獲得していた。

 中江滋樹

 

 

  なので1980年の始めころでも、美術品などの取り引きは、とても盛んだったのだ。

 この頃は今から、ふり返ればバブル景気の前縁の時季だった。ある青年画商などは、年間に、10億円の美術品を売り上げていた。


 昼食は行きつけの兜町近くの、ビジネスホテルの一階レストランで取ることが多かった。新聞を見ても、ラジオを聞いても、株とか先物商品の話でもちきり。株とかの金融商品と、美術品との違いは、現物としてのリアリティだと思う。金融商品は株券とか、信用の書き付けだけ。ところが絵画などは、買ったならば現物を手にすることが出来る。そのうえ値上がりなんて、実感させられれば、利殖の魅力も加わる。 (ホントかよ。お前さんの語り口は、詐欺師のカタリに似ている。)

 

 中江氏が逮捕されたのが、1985年でプラザ合意の年だった。

  


 人間とは社会そのもの、小生がつよく影響を受けた 『 経哲草稿 』 (ドイッチェ・イデオロギー) には此の様に書いてあった。さまざまな人間の組み合わせ、その諸々の関係総体が人間なのだろう。世の中が代われば人も変わる。その時その時代によって、スポットライトがあたるものが出る。1980年代のバブル期には、「兜町の風雲児」といわれた中江滋樹氏が、ある意味で輝いていた。投資家から数百億円の資金を騙し獲って、1989年には懲役6年の実刑を受けた。

  豆乳の上澄みが凝り固まって、湯葉とか言う高級食材として、ひとびとに珍重される。これと同じように、社会経済の上層に浮き上がった、あぶくが勢いよく踊って世間の耳目を惹きつける。オウム真理教の場合も、マスコミが過激に煽った所為もあり、いろんな人たちが踊らされた。家庭離散どころか人生が途絶、つまり殺された人までいる。


 

 

いたづらにわが身世にふる
いたづらにわが身世にふる この記事をご覧の後のほうが、経済初心者には、金融投機の決定的なリスクを理解しやすいかも。
金融商品取引は、詐欺師が強引に引っかけてだます。逃げだそうとすれば、、ヤクザがインネンつけして引き戻す。

 

 さてもう一度、證券などのバブル期の話に、戻ってみる。

 このあと、中曽根康弘首相の税制改革により法人税が42%から30%へ引き下げられた。所得税の最高税率も大幅に引き下げられた。これで国家財政の要、税収は、30%も少なくなった。つまり富裕層に配慮して、減税を行い国家の基礎を掘り崩した。この頃は、『 減税病 』 は初期の発病段階で、病状は顕著にはでていない。

 


 競輪競馬、パチンコ、麻雀にはまった人ならよく解る。

 賭け事なんて馬鹿な事。

                        スーダラ伝説 スーダラ伝説

 でも、ワカッチャいるけど止められぬ。

 そうこうして、5年が経ち、10年がすぎると、病状があらたまる。病膏肓にいる。設備は古くなって、工場は雨漏りがしてくる。熟練の技術者は定年退職で、若い者はパートなどの腰掛けばかりで、新しい製品をつくれる技能などない。
 そこで社長とか役員などの経営陣をみれば、トヨタの財務部門は資金管理を上手にこなして、自分らの給与とか事務所運営コストを稼ぎ出している。なんて神話に夢中になって、金融工学に浮かされていた。それで大馬鹿は、ラスベガスやマカオのカジノに、騙される。財務部門の世間知らずは、うかうかと金融取引の罠に填って、会社に大損をもたらした。
 
 今で言えば、オリンパスの経営陣や、大王製紙の元会長の状況になる。どんどん深みにはまってゆく。カネは魔物。中井茂樹氏もカネの魔力に負けたのか。株を買わずに、贅沢とか政治家や芸能人との付き合いに、大枚を蕩尽する。


 絶対に儲かるのは、お客を賭け事中毒にして、自分はサヤ稼ぎ。

 ここから前に出てはいけない、やってはならないこと、越えてはならぬ矩が有る。

 しかし、投機したはずの資金まで、懐に入れてしまう。

 これで着服とか詐欺の、刑事罰にふれたこととなる。

 中江滋樹氏は兜町の風雲児から、希代の詐欺師と渾名を変えた。

 

タミフルを飲むように
 タミフルを飲むように  (病院を裏から覗けば)

 

 歴史は繰り返す。それから、20年後にはホリエモンとか、元通産相官僚の金融専門家、村上世彰などと触れこんで、新しい詐欺師が登場した。たちまちにして、亦うたかたの様にはじけて消えた。

 

 是からは国際化の時代とか言うのは、ほんとは嘘だった。

 会社の経営者とかが、金融賭場に通うための言い訳だった。


 オリンパス の一件は、たまたま元社長が白人の外国人だったから、不当な解雇をアタマに来て実態をばらした。これが普通の会社役員とかは、ほとんどが朝鮮キムチ族とかその似たようなもの。鳩山由紀夫・元首相だって、左近尉の見立てでは、キムチ族の範疇なのだ。なので彼らは身内の結束が硬い。処分とか仕返しは、内々で陰湿に済ましてしまう。台湾とか支那も含めて、東洋人の三国人はなあなあで済ましてしまう。なのでオリンパスのような、会社の資産を投機に蕩尽して、大穴を空けた事例は山ほど有っても、表に出ることはない。


 中江滋樹は投資家から預かった、五百何拾億円で株を買わずに、自分の懐に入れてしまった。民主党は国民から預かった 「 期待 」 を果たさずに、裏にまわってせっせとカネ儲けに邁進している。民主党の前幹事長岡田は、経営破綻した日本振興銀行を買い取った。つまり帝国時代の元朝鮮中央銀行を二足三文で買いたたいた、小泉政治とまったく同じことをしているのが、民主党の火事場盗人政治なのだ。銀行を幾つかかませて、借金の貸し借りをデッチあげれば、何億何百あるいは何千億円のカネを印刷したこととなる。

 この巨大な資金にからめて太陽光発電などの、再生可能エネルギーを、その関連法を根拠にして、高値で電力各社に売りつける事が出来る。つまりその濡れ手で粟の、ボロイ商売のケツを拭かされるのが国民なのだ。それで何がナンでも、消費税を倍増して、その盗むべきカネを作らねばならない。

 前にも書いたが、泥をかぶるのはドジョウで、美味しいところは岡田屋の倅が、見えないように盗むつもりなのだ。馬鹿野郎の火事場泥棒め!!! 。

 

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アクセスの記録  2011.06.03(金)    2609  PV     578  IP     1064 位  /  1590893ブログ

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