古代国家のことはよく知らない。
武士が幕府をひらいて文武により統治した。
江戸は武がすたれたが、西洋では乱世が続いて、武力の先鋭化が進んでいた。
ところが江戸はまさに泰平の百花繚乱。
お花畑の日本は武力に劣り、不平等条約を受け入れざるを得なかった。
そして現在の日本もヘイワ憲法に眩惑されて、昼寝をしていたならば「国際金融、新自由主義」の説教強盗に身ぐるみ剥がされて、風を引いてクシュンとなった。民主党などという幻想の中を歩む夢遊病者は、役立たずというよりも其の甘い口説の裏では、泥棒だったのが知れ渡った。
さて、嫌な言い方だが、「国家とは大衆収奪機関」などという、国家観がある。
消費税増税とか、TPPによるさらなる産業の海外流出による、日本国民の貧困化政策を見れば、やはり国家政府は大衆を収奪するものだとの、感想は否定できない。われわれ庶民はそのような逆風の中で、それでも少しでも良い暮らしをしたいと努力している。風に向かって進むことなど出来ないのではないか。これが普通の科学的な知見に基づいた考え方のようにも見える。ところが、ヨットはナント風に向かって、逆にも進むことができるのだ。
まっすぐ風に逆らって進むことはできない。
ところが、下の図のように、風上に向かって斜めに船を走らせることができる。
まず風を真正面から受けるのではなく、浅く斜めに風を受けるように帆を張る。
この風の力は、ベクトルに分解すると、船を横に押し流す力と、船を前進させる力とに、分けて考えることができる。
ここで船の形状を横に押し流されないように、そのようにしっかりと設計施工する。
そして前進する場合の抵抗を最小限に設計する。
こうすると、あら不思議。
ナント、船は向かい風を受けても、斜め前方に進むことができるのだ。
日本丸は民主党政権の時、左前方へ滑りながらも、ちょこっとは進んだ。つまり、沖縄普天間の海兵隊は、国外、少なくとも県外と横滑りしながらも、日本国軍事自立の前に、チコッと進んだようにも見える。そのあとは特亜からの乗り組員が勝手気ままを繰り返したので、今では難破船状態ではある。その泥船は沈むほかない。
さて今度は、自民党が安倍船長を選んで、右にターンをした。
これで、また前に進めばお慰み。
ところがどんどん、右は右でもあらぬほうに、滑っている。
女性票とか頭の固いオッサンたちに受けそうなのが、児童ポルノ法案なるもの。 (※1)
「高」とか「市」とか付く苗字は、左近尉の偏見でキムチくさい。ついついこのような意地悪を言ってみたくなる。その成立させたい心根の裏に潜む「ネット規制とか、恫喝」ではある。民主党にも自民党にも、サヨクの強権主義者は多く潜んでいる。実際の子供の年齢は、戸籍制度が確立している日本では、明快に判明できる。ところが、映像などに表現された「子供」の年齢など判ってたまるか。つまり、この「児童ポルノの保持者も罰する」という法理そのものが無理なのだ。刑法犯認定の重要契機に、犯意の認定というのがある。つまり、これを実現できない刑法なんて、やるだけ無駄か、あるいは韓国のように法理の混乱をまねくだけ。写真やビデオとかの児童ポルノ製作行為の裏側には、その被写体となった人物モデルがいる。なのでそれを特定すれば、年齢制限で取り締まりの規範を作ることができる。しかし、映像のコレクターには、そのモデルが大人なのか、子供なのか判らない。つまり 「児童ポルノ ? 」 所持者の犯意を認定することは出来ない。
つまりこの法案提出には、必ず反響がおこって話題が沸騰する期待がある。
つまり、なんどもつまりで恐縮だが、この法案提出の意図には、TPPとか消費税から、ネットの話題を逸らしたい。
こんなんやってたら駄目でしょう。
今まで言うのを堪えていたが、やっぱり「キムチ臭い」が関を切って出てしまう。
つまり自民党の舵取りが甘いから、船は横に滑ってる。
こんな事やっていたならば、横どころか後ろへ流されて、
民主党の操船のようについには岩礁に乗り上げることもある。
しっかりしなよ、と思ったら ポチっ とお願いします。
さてお次の話題は、お時間と根気のおありの方、
こちら をクリックして下さりませ。
ついでに、こちらも ポチっ とお願いします。
本日の話題の記事
野田氏と高市氏、仮面の友?党内の波乱要因懸念 【読売】 (※1)
自民党三役の野田総務会長と高市政調会長の関係がぎくしゃくし、党内に緊張感が漂っている。
ともに1993年初当選の同期で、三役に女性2人が就いたのは党史上初とあって、お互い意識しあう存在だが、手法の違いもあり、周囲では「このままでは党内の波乱要因になる」と懸念する声が強まりつつある。
高市氏は政策面で意欲的な発言を繰り返しているが、調整不足のケースも少なくない。22日の自民、公明両党の政調会長会談では、長年取り組んできた児童買春・児童ポルノ禁止法改正案を今国会に議員立法で提出することで一致。周囲には「自分で抱えて走る」と意気込むが、自民党国会対策委員会の幹部は「成立は保証できない」と冷ややかだ。
一方の野田氏は、「黒子に徹する」と周囲に語り、党内調整を重視する。早くから古賀誠元幹事長らに重用された。「天真らんまん」な性格とされるが、郵政民営化に反対して一時は党を離れる苦難を経験し、安全運転を意識しているようだ。
2人の確執が表面化したのは今月初め。公共建築物の耐震診断の結果を公表するなどとした耐震改修促進法改正案を政調審議会で了承した高市氏に対し、野田氏が「党内に懸念が残っており、総務会で慎重な発言が出そうだ」と伝えたところ、高市氏が「総務会長から『審議が足りないのではないか』と言われた」と記者団に公然と不満を表明。同改正案を総務会議題からいったん取り下げた。
(2013年3月24日09時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130323-OYT1T01132.htm?from=ylist
本日は 38位です。 m(_ _)m => ランキングを見る
アクセスの記録 2013.04.01 (月) 2,806 PV 1,223 IP 277 位 / 1,850,180ブログ
東京都尖閣諸島寄附金 受付状況 は、
こちら にサイトが設けてあります。