フランス大統領選挙の、出口調査を見れば
ヒラリー・クリントン米大統領候補と同じく、
国際自由貿易主義のマクロン氏が優勢だそうな。
そして二位には、マスコミから 『極右』 だとかレッテルを貼られている
マリーヌ・ル・ペン氏がつけている。
国際派と国民第一との、決選投票になるのだろう。
ユーロ急伸、対ドルで5カ月半ぶり高値 マクロン氏優勢受け
2017/4/24 4:41
【パリ=黄田和宏】24日アジア・オセアニア時間早朝の外国為替市場で、ユーロが主要通貨に対して急伸した。対ドルでは一時1ユーロ=1.09ドル台に上昇。昨年11月以来、5カ月半ぶりの高値をつけた。23日投開票のフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相が首位で決選投票に進む見通しとなり、投資家の不安心理が後退した。
大統領選の結果予測では2位に極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首がつけており、5月7日の決選投票でマクロン氏と争う見通しだ。選挙前には、ルペン氏と急進左派のジャンリュック・メランション氏が決選投票に残る可能性も意識され、投資家は警戒感を強めていた。事前の世論調査によると、決選投票ではマクロン氏がルペン氏に勝利するとみられている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK23H1G_T20C17A4000000/
日本には有力な、民族主義政党は、残念ながら未だに育っていない。
それともう一つ、日本には深刻なテロの問題は、それほど頻繁には、おこらなくなっている。
三菱重工業ビル爆破事件だとかは、もう昔のことになった。オウム事件は、朝鮮半島系の反日主義者が、宗教団体を隠れ蓑にして、社会混乱を狙って起こしたもの。この根は深く、警察とかの公安組織の中にも、反日特ア系統の、影響力は隠然と言うより、かなに露骨になっている。だが日本の場合いは、銃は厳しく規制されており、爆発物の管理も厳しい。
国民の関心は、おもに経済問題だ。しかし、構造改革で貧富の差を広げてきた、輸出企業優先の経済政策は、マスコミも大きく関与している。それで、国民の所得が 100万円も年収で減らされたままな事は、ほとんど取りあげられていない。
安倍政権は、このような我欲に充ち満ちた経済界と、明るい明日を描けない、損な国民のあいだに挟撃されて、なにかままならぬ風情の政権運営ではある。小泉構造改革で、企業のリストラが進み、正社員が激減し覇権などの不安定な雇用が増えた。そして金融改革だとかで貸しはがし。これでわが郷の管理者も会社を畳んだ。安倍政権の経済政策と、小泉時代のそれとの違い。方や貸しはがしで、経済の現場から「血液」たる事業資金を抜き取る。一方アベノミクスでは、金融緩和で経済の現場に資金を廻るようにした。それで結構経済は活況を呈してきた。だが、なかなか給料は、思ったほどには上がっていない。
給料を上げようにも、とくに上場企業では、利益を上げることが優先されている。東芝などは会計処理に、ケチをつけられて、企業解体の憂き目に遭っている。ならば当然のこと、企業は給与は上げられずに、利益を出して投資家などの要望に応えねばならぬ。
この状況では、物価が上昇する気遣いはない。
インフレに出来ない安倍政権は、結果としては結構なことだ。
日本人一般の所得を底上げする。
所得が増えて、市場にも商品が増えるし、品質も良くなる。このバランスが取れていれば、物価は上がりも下がりもしない。ちょうど今の日本経済の状況が、欲目で見れば、バランスしている。などと謂えなくもない。ところが、とにかく財政出動で、インフレを実現したい。などとおっしゃっている人たちは、なにか田中角栄時代への回帰を夢想しているのだろうか。石原慎太郎氏は、田中角栄時代の賛美本が当たって儲かったらしい。しかし、アノ時代のようなおおざっぱな土建屋政治は、もう受け入れられない。それで、石原氏はそのギャップに苦しめられることとなった。
所得が増加する政策って、これって一見すれば 結構なことなのだが、政府がやればソ連型の計画経済になり、官僚と土建屋などの癒着となり、腐敗が蔓延する。田中角栄型の土建屋政治なんて、今時は流行らない。現在問題になっているのは、国民が貧しくなりつつあること。アベノミクスで金融緩和が進んだが、多くの『印刷された』カネが、海外に流出してしまっている。やっぱり安い労働力やらで、日本の技術を使って、ホイチョイと儲けたい。このような、技術の海外流出は、止めねばならない。それには小泉純一郎政治の『原罪』を正確に認識すべし。技術は株式所有者の、ただその者だけの所有物ではない。それを作った技術者のものでもあるし、その研究環境を整えた、社会のものでもある。それを例えば、日本の安全保障の戦略的機密、つまりそうりゅう型潜水艦の技術を、豪州を通じて米穀に漏洩せんとした。まあ、遅れたというか原始時代の産業しかない、オーストラリアが超先端工業技術の、複合的な集積物である、そうりゅう型潜水艦なんて建造出来るはずもない。このようなとてつもないものを、自国でも出来ると考えること自体がおめでたかった。ならば、わが安倍晋三君は、その彼らの限界を知った上で、輸出するといったのだろうか。
米国といっても、わが郷で謂うところの、米国軍産の血に飢えた戦争好き。それに日本国防衛の要。つまり米露そして支那などの戦略核原潜の力を無力化する。是を譲り渡すなんて、狂気の沙汰でしかない。しかし日米安保のアンポンタン。米穀とのクリンチ作戦実行中では、離れて攻撃しようにも、日本には敵基地攻撃力は、原則無い。という有様なのだ。
トヨタ・プリウスの秘密を盗むために、米穀のど阿呆たちが仕組んだこと。
ブレーキの不具合があったと因縁付け。それで、トヨタのハイブリッドシステムをいじり廻して、分解などしたが、とうとうその解明は出来ずじまい。
技術者が苦労の末に作り上げた、世界最先端の技術は、現場の研究者などの脳みそと、その手や指の感覚の中にある。それを、仕様書に書くなんぞは馬鹿げたことだ。医療技術の研究者から聞いたこと。微妙なところは、仕様書になんか書かれていない。それを現場で働くことが嫌いな、脳みそが茹だった支配層とかに属する人々。彼ら彼女らは、技術は金で買えると支持ている。この程度の脳みそでは、絶対に日本の技術に追いつけない。
まあ、政治は妥協がその任務。
なれば、邪険に 『売れない(キリッ)』 とは、言い難い。
なれば、適当な性能のものを、適当に言いつくろって、売ればよいのか。
でも、ねえ。
支那にガラクタの技術を売り続けたお陰で、支那があれほど増長してしまった。
切れない偽物の日本刀でも、振り回されれば危ないし、当たれば怪我をする。
まあ、安倍政治は道半ば、その後の後継者は、育っているのだろうか。
まあ政治家は嘘八百の世界で生きねばならない。惚けや弱気も芸の内なのだろう。
日本には新自由クラブだとか、最近ではみんなの党、そして大阪だかナンチャラだかの維新の会だかが出来た。しかし、これらはすべてが一皮むいて、中身を調べれば、アメリカ様マンセーの、反日政党で、ヤクザだか詐欺師だかのたぐいであったような。
ペロン氏に多くは期待しないが、変化があれば面白い。 ポチっ とお願いします。
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